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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■喜びの知らせ / 山中直義

2012年12月18日 | Weblog
2012/12/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 山中直義です。今週と来週の二週間に渡ってクリスマス特別番組としてクリスマス・メッセージをお届けしています。

 聖書が語るクリスマスのキーワード、それは「喜び」です。新約聖書ルカの福音書1章28節で、ナザレの町に住む処女マリヤを訪れた御使いがこう言いました。 
 「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」(ルカの福音書 1章28節)

 この「おめでとう」ということばの直訳は「喜びなさい」です。人と共に歩むことを願い求めてくださる神様が人となってあなたのもとに来てくださった。私たち人間が神様と共に歩むことができるように神の独り子が救い主としてあなたのもとに来てくださった。それこそが喜びの知らせ、人に本当の喜びをもたらす神様からの特別な恵みである、と聖書は教えています。

 ただあのマリヤはこの知らせの意味がよく分からなかったと言います。特に処女である自分の内にいのちが宿るということは簡単に理解して受け入れることができることではありませんでした。そんなマリヤに御使いがこう告げました。

 「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。」(ルカの福音書 1章35節)、
 「神にとって不可能なことは一つもありません。」(ルカの福音書 1章37節) 

 「人ではなく神様が事をなしてくださる。神様と共に歩むという大いなる喜びを人に与えるために神様が必ず導いてくださる。神様にとっては不可能なことは一つもないのだ。」 御使いはそう告げたのでした。

 それに対してマリアはこう答えます。
 「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」(ルカの福音書 1章38節) 

 「何かができるわけではない。すべてが分かった訳でもない。でも神様のことば通りにどうぞなりますように。私は神様の思いを受け入れます。」 マリアはそう応答しました。

 神が共にいてくださる。神と共に歩むことができる。その大いなる喜びは神のことばがその通りになりますようにと心から祈る者に必ず与えられる、と聖書は教えています。どうぞあなたもこの大きな喜びを心に受け入れてくださいますように。

(PBA制作「世の光」2012.12.18放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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