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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■二つの幸せ / 山中直義

2012年12月25日 | Weblog
2012/12/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 山中直義です。
 先週と今週の二週間に渡り、クリスマス特別番組としてクリスマス・メッセージをお届けしています。

 今から約2000年前、異なる方法で人を幸せにしようとした二人の人物がいました。一人は時のローマ皇帝アウグストです。彼は、全世界の住民登録をせよ、との勅令を出し、人々を上から力をもって治めようとしました。彼は自らが思い描く世界、自らが思い描く幸せを真面目に実現させようと格闘しながらも、どうしても叶えることができなかったと言えます。自分の思い描く幸せを自分の力で、そう願ったアウグストの姿に私たちの生き方も重ねられるように思います。

 一方、そのアウグストの時代にベツレヘムの馬小屋で一人の嬰児(みどりご)がお生まれになりました。このお方こそ神の御子イエス・キリストです。このイエス・キリストは私たち人間の傍らに立つためにすべてを捨ててくださった、と聖書は言います。偉大な支配者としてではなく弱く貧しい一人の人としてお生まれになり、すべての貧しさ、弱さ、苦しみを私たちと共に味わってくださった。上から力をもってということではなく下から愛をもって私たちを幸せにしようとしてくださった。そして何よりも私たちを罪と絶望の闇から救い出すためにご自分のいのちまで十字架にお与えくださった。それが救い主イエス・キリストであると聖書は言います。

 本当に幸せになるために必要なのは、より強くなることでもより豊かにより偉くなることでもない。いのちを与えるほどに私たちを愛していてくださる神の愛をしっかりと受け取ること、それこそが私たちが本当に必要としてること、私たちが本当に幸せになるための道であると聖書は教えています。あなたを愛しあなたを幸せにするために神様はイエス・キリストをあなたにお与えくださいました。クリスマスのこの時、どうぞあなたも心を開き、このイエス・キリストを迎え入れてくださいますように。

 聖書のことば 
 「すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
  新約聖書 ヨハネの福音書 1章9節

(PBA制作「世の光」2012.12.25放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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