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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■忠実な管理人 / 板倉邦雄

2012年12月12日 | Weblog
2012/12/12放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「忠実な管理人」という題でお話ししましょう。

 所有者のことはオーナー、管理者のことはステュワードと英語で言います。女性の管理者はステュワーデスと言いますね。ですから管理人に求められることは所有者の動産や不動産を忠実に管理することです。

 創世記の24章に入ります。さてアブラハムは所有するすべての動産・不動産を管理させている家の年長のしもべを呼んで言いました。「あなたに天地の神・主を指して誓わせたい。私の息子イサクは私が住んでいるこのカナン人の娘のうちから妻に娶って欲しくない。そこであなたはわたしの親族の所に行って私の子イサクのために妻を連れてきて欲しいのだ。」

 年長のしもべは主人のアブラハムに言いました。「もしその娘が私についてこの地に来ることを好まないときは私はあなたの息子をあなたの出身地に連れてゆくべきでしょうか?」

 アブラハムは答えました。「私の子は決して向こうへ連れ帰ってはならない、天の神・主は私を父の家・親族の地から導き出して私に語って誓ってくれたのだ。『お前の子孫にこの地を与える』と。主なる神様が御使いをあなたの前に遣わされであろう。」

 それから年長のしもべは主人のラクダの内から10頭のラクダを取って出かけました。主人のの様々な贈り物も携えて主人アブラハムの親族のいるハランの地に向かいました。ハランはアブラハム一族の住むパレスチナからは直線距離にして約650km でユーフラテス川の上流にある町でした。年長のしもべは要するに主人アブラハムの息子イサクのお嫁さん探しの旅に出かけることになります。果たして祝福の旅路になるでしょうか。このお話はまだまだ続きます。

 ともかく管理者に求められることは主人に対する忠誠ということではないでしょうか。ですから責任は主人がとるのであって管理者ではありません。不忠実であれば(責任は)管理者が取りますが、忠実に管理すればすべての責任は主人がとります。私たちの主人である天の神様は私たちにこの世界、この社会、この家庭、そしてこの仕事を任せてくださいました。私たちは忠実に果たして行きたいのです。
 
( PBA制作「世の光」2012.12.12放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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