♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■目を覚ましていなさい / 福井 誠

2012年12月27日 | Weblog
2012/12/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは目を覚ましていなさいです。それではマタイの福音書25章13節から読んでみましょう。

 「目をさましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないからです。

 イエス様は花婿を出迎える10人の娘の喩え話を語りました。10人の内5人は愚かな娘で5人は賢い娘であったと言います。何が賢く何が愚かなのかと言えば、賢い娘はいつでも花婿を出迎えることができるように十分な備えをしていましたが愚かな娘はそうではなく、結局祝宴に参加する機会を逃してしまったというお話です。

 イスラエルでは結婚すると新婚家庭を一週間開放し祝宴を設ける習慣がありました。その間新婚夫婦はまるで王様とお姫様であるかのような扱いを受け、まあ、一生の間では大変楽しい時を過ごすわけです。愚かな娘たちが参加できなかったのはこの祝宴でした。

 彼女たちは花婿を待つ花嫁の付き添いで、花婿が来る時には先触れの男が現れて、さあ花婿だという合図を送るのがお決まりであったようですが、それがいつであるかは知らされなかった訳です。油断してその時に付き添う準備ができていないと祝宴には参加できない事態になります。

 イエス様がこの喩えでお話ししようとしたのは、私たちはいつでも神様にお会いする備えをしておくべきだということです。確かに私たちは備えをすべき時に備えを怠り、失敗することが多いものですね。抜き打ち試験を受けてあるいは突然の来客を受けて日頃の備えを怠ったと悔やむことは多いものですね。

 天の御国つまり天国に入ることも同じです。確かに神が私たちを天に召される日などあらかじめいつであるかということは予測できないものです。何も今信じなくても死の間際に悔い改めて信じても天国に入れるのだからあとで信じるという人がいましたが、自分の死がいつ訪れるかということは分からないものですね。救いの時恵みの時と言われている今日神様に心を開いて罪を赦して頂き、天の御国に入ることができるという確信をいただいておきたいものです。神の御国の祝福も備えあれば憂いなしです。

(PBA制作「世の光」2012.12.27放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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