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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■いちじくの木から例えを学びなさい / 福井 誠

2012年12月13日 | Weblog
2012/12/13放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは「いちじくの木からたとえを学びなさい」です。それではマタイの福音書24章32節から読んでみましょう。
 「いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。」 

 イスラエル人にとっていちじくは身近なものでした。それで季節の移り変わりを感じた訳です。イエス様が日本人だったらどんなものをたとえに使うんでしょうか。ふきのとうが地面からはい出れば春がすぐ戸口まで来ていることを知る、そんな感じなのでしょうか。私たちは季節の移り変わりを敏感に感じ取りながら先々を見て過ごしているものですね。イエス様はそのように世の終わりについてもそれなりのしるしがあるのだから注意して生活しなさいと言うのです。

 どんなしるしなんでしょう。イエス様は幾つかのポイントを挙げています。偽宗教、いかがわしい宗教が多くの人々を惑わすようになる。それから戦争や戦争の噂を聞くようになる。方々に飢饉や地震が起こるようになる。なにやらそんなことが起こっているような気がしないでもありません。戦後の米ソ冷戦構造が崩れ、民族紛争やテロの時代となり、確実に世界は複雑な衝突の様子を呈するようになりました。飢饉や地震の噂もよく聞きます。しかしそれは産みの苦しみの初めであると言います。終わりが来た訳でありません。終わりが近づいているのだというのですね。

 私の育った田舎では夏祭りが過ぎればあっという間に冷え込む季節となるので冬支度が必要だなという気持ちにさせられるものでした。大切なのは、世の終わりが明日来る、今日来る、というのではなくて、近づいているのでしっかり備えていきましょうということですね。先週もお話したように、世の終わりは神の正義が現わされる時です。またイエス様を信じる人にとってはイエス様が一緒に神のさばきの座に立って私たちのとりなしをしてくださる時ですね。つまりそれはイエス様を信じる人にとっては、恐怖ではなく、怒りと希望の時なんです。あなたは備えができているでしょうか? イエス様をぜひ信じていきましょう。

(PBA制作「世の光」2012.12.13放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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