2012/12/5放送
世の光の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「人の一生と埋葬」という題でお話ししましょう。人の一生は様々です。しかし共通していることは例外を除けば、死んで葬られる、ということでしょう。アブラハムの妻サラの一生は127年でした。そして夫アブラハムによって葬られます。創世記の題23章です。
さて夫アブラハムは妻サラのために悲しみ泣きました。ところがいつまでも悲しみ泣いてばかりいられません。妻を埋葬する墓地がありませんでした。夫アブラハムは立って現地の人々にお願いします。「私はあなたがたの内の旅の者で寄留者です。私の妻が死んだので葬るためあなたがたの内に私の所有として一つの墓地をください。」 現地の人々は承諾してくれたのでアブラハムは更にお願いします。「できればエフロンさんの持っている畑の隅にある洞穴を代価を払いますので墓地として譲ってくださいますか?」 すると持ち主のエフロンさんは答えました。「いえ、私はあの畑をあなたに差し上げます。その中の洞穴も差し上げます。あなたの妻を葬ってあげてください。」 しかしアブラハムは無償で畑と洞穴を譲り受けることを拒み、代価を払うことを固持しました。そして銀貨を払って畑と埋葬用の洞穴を所有します。
聖書はこう書き記しています。
「このように畑とその中にあるほら穴とはヘテの人々によってアブラハムの所有の墓地と定められた。」創世記23章の20節
所有権の取得の場合、それが無償であっても代価を払う場合であっても公的な証人が大事なんですね。
それにしても人の一生の死と埋葬ということが高価で尊い代価を払ってまでなされる大切なことだと言うことです。十字架で処刑されたイエス・キリストも新しい墓に丁寧に葬られました。
もう一つのことはアブラハムが神様の約束の地で自分の所有地になったのは愛する妻サラの墓地だけだったという事実です。主なる神様は幾度もアブラハムに約束しました。「この地をあなたに与える。」と三度も言われているのです(創世記 12章7節、15章7節、15章18節)。しかし、現時点では妻サラの墓地だけだったのです。実はアブラハムから約600年後、約束の土地はアブラハムの子孫に与えられるのです。
( PBA制作「世の光」2012.12.5放送でのお話より )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「人の一生と埋葬」という題でお話ししましょう。人の一生は様々です。しかし共通していることは例外を除けば、死んで葬られる、ということでしょう。アブラハムの妻サラの一生は127年でした。そして夫アブラハムによって葬られます。創世記の題23章です。
さて夫アブラハムは妻サラのために悲しみ泣きました。ところがいつまでも悲しみ泣いてばかりいられません。妻を埋葬する墓地がありませんでした。夫アブラハムは立って現地の人々にお願いします。「私はあなたがたの内の旅の者で寄留者です。私の妻が死んだので葬るためあなたがたの内に私の所有として一つの墓地をください。」 現地の人々は承諾してくれたのでアブラハムは更にお願いします。「できればエフロンさんの持っている畑の隅にある洞穴を代価を払いますので墓地として譲ってくださいますか?」 すると持ち主のエフロンさんは答えました。「いえ、私はあの畑をあなたに差し上げます。その中の洞穴も差し上げます。あなたの妻を葬ってあげてください。」 しかしアブラハムは無償で畑と洞穴を譲り受けることを拒み、代価を払うことを固持しました。そして銀貨を払って畑と埋葬用の洞穴を所有します。
聖書はこう書き記しています。
「このように畑とその中にあるほら穴とはヘテの人々によってアブラハムの所有の墓地と定められた。」創世記23章の20節
所有権の取得の場合、それが無償であっても代価を払う場合であっても公的な証人が大事なんですね。
それにしても人の一生の死と埋葬ということが高価で尊い代価を払ってまでなされる大切なことだと言うことです。十字架で処刑されたイエス・キリストも新しい墓に丁寧に葬られました。
もう一つのことはアブラハムが神様の約束の地で自分の所有地になったのは愛する妻サラの墓地だけだったという事実です。主なる神様は幾度もアブラハムに約束しました。「この地をあなたに与える。」と三度も言われているのです(創世記 12章7節、15章7節、15章18節)。しかし、現時点では妻サラの墓地だけだったのです。実はアブラハムから約600年後、約束の土地はアブラハムの子孫に与えられるのです。
( PBA制作「世の光」2012.12.5放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。