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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神のさばきは真実で正しい / 羽鳥頼和

2012年12月15日 | Weblog
2012/12/15放送

世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 ロダンの作った『考える人』というブロンズ像は誰もが御存知だと思います。それではこの『考える人』は何を考えてるんでしょう。私はこの『考える人』はイエス・キリストによる最後の審判のことを考えているのだと思います。

 バチカンにあるシスティナ礼拝堂の正面に、ミケランジェロが描いた『最後の審判』があります。その絵の中に『考える人』と全く同じ格好をした人がいるのです。その人はキリストのさばきによって滅びようとして人々を見ながら自分の行く末を想い悩んでいるのです。この人物が『考える人』のモデルになっているのではないかと思うのです。

 システィナ礼拝堂と言えば同じミケランジェロが描いた天井画が有名です。この天井画には天地創造を始めとした旧約聖書の物語が描かれています。しかし教会に飾られる絵としては天井に描かれたものよりも礼拝堂の正面に描かれた絵の方が重要なのです。システィナ礼拝堂で礼拝をささげる人々は礼拝のたびにこの『最後の審判』を見ることになります。この祭壇画を見る人々はキリストによる最後の審判によって悪が滅ぼされるということを覚えたでしょう。そして『考える人』のように自分は大丈夫だろうかと自分の信仰を礼拝ごとに確認したに違いありません。

 私たちはどうでしょうか。聖書は最後の審判があることを教えています。必ず悪は滅ぼされます。そして罪人も裁かれるのです。私たちは大丈夫でしょうか。ヨハネの黙示録19章にはイエス・キリストによって救われた人々が神様を賛美している様子が語られています。そこではこのような賛美の声が響きます。「ハレルヤ。救い、栄光、力は、われらの神のもの。神のさばきは真実で、正しいからである。」(1、2節)と。そして神様が語られます。「すべての、神のしもべたち。小さい者も大きい者も、神を恐れかしこむ者たちよ。われらの神を賛美せよ。」(5節)と。すると再び賛美の声が響き渡るのです。

 あなたも考えてください。最後の審判の時、あなたは大丈夫ですか? イエス様は言われます。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネの福音書 14章6節) イエス・キリストを信じることによって私たちはまことの神のもとに行くことができるのです。

(PBA制作「世の光」2012.12.15放送でのお話より )

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