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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■キリストの受難を描いた版画 / 羽鳥頼和

2012年04月07日 | Weblog
2012/4/7放送
 
 世の光の時間です。羽鳥頼和です。今週はイースター・スペシャルをお届けしています。

 今週はキリスト教会の暦では受難週と言います。受難週とはイエス様が十字架で死んで墓に葬られるまでの一週間を指します。ですから教会にとって今週はキリストの受難を覚える一週間なのです。

 昔、受難週のイエス様を描いた人がいます。その人の名はデューラーと言います。彼は素晴らしい画家であると共に素晴らしい版画家でした。彼は聖書をよく読んでイエス・キリストの受難の姿を描いた幾つかの版画集を作っています。これらの版画集は十字架につけられるまでの苦しまれるイエス様の姿を描くと共に、十字架につけられたイエス様、そのあとに墓に葬られるイエス様を描き、最後にイエス様の復活を描いています。

 なぜ彼は版画でこれを作ったのでしょう。版画は何枚も複製を作ることができます。彼が版画でイエス様の受難を描いたのはできるだけ多くの人にイエスの受難を知らせようとしたからではないかと私は思います。

 確かに教会にとってイエス・キリストの受難を覚えることは重要なことでした。受難週の金曜日、つまり昨日はイエス様が十字架にかかって死なれた日で受難日と言います。昔から教会では受難日の金曜日に礼拝をしました。なぜこのように教会はイエス様の苦しみを覚えようとするのでしょう。

 受難日の金曜日に演奏されるのが受難曲です。作曲家バッハのマタイ受難曲の始めに子供たちの合唱するコラールがあり、教会がイエス様の苦しみを覚えようとする答えがそこにあります。その歌詞には「おお罪なき神の小羊イエスよ、犠牲として十字架にかかられたお方よ、あなたは侮辱されても耐え忍ばれた。すべての罪をあなたは負ってくださった。」とあるのです。イエス様は私たちのすべての罪をその身に負ってくださり、私たちの身代わりとなってくださったのです。イエス様が苦しまれたのは私たちを救うためなんです。そのイエス・キリストは三日目によみがえられました。

 明日はイースターです。イースターとはこのイエス・キリストの復活を祈念する日です。キリスト教会では必ずイースターの礼拝を行なっています。復活の意味を知るためにもぜひ教会にいらしてください。

 ( PBA制作「世の光」2012.4.7放送でのお話より )

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