♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛を学び続ける  / 岩井基雄

2012年04月27日 | Weblog
2012/4/27放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 個人的なことで恐縮ですけども実は今日は私たちの27回目の結婚記念日なんですね。結婚してから愛することを学び続けていますが、その中で自分の自己中心さや愛のなさで妻をほんとにずいぶん傷つけてきてしまいました。人を愛することや赦すことは簡単なことではありませんね。

 キリスト教式での結婚式は神の前に愛を誓います。あなたは健康の時も病気の時もこの人を愛することを誓いますか?、という誓約は愛するということが感情を基盤とせずに意志を中心とすることを示しています。気持ちや感情、また利害に左右されないで相手を受け入れ愛し赦すことを私たちはあらゆる人間関係の中で学び続けていくのですねえ。

 聖書はこう語っています。「何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。」 新約聖書 ペテロ第一の手紙 4章8節、9節

 家庭でも会社でもご近所の人間関係でも私たちは人を愛することが問われます。愛するということは私たちがつぶやくことをやめ、親切やもてなしを具体的に表し、相手の過ちや失敗を赦すことを表している、と聖書は言いますね。しかしそれは簡単なことではありません。私たちの内側からは愛することよりも憎んだり妬んだり意地悪をしたりする事の方が多く出て来るからです。


 ではどうしたらよいのでしょうか。聖書の別の箇所にはこう書いてあります。

 「愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。」 新約聖書ヨハネ第一の手紙4章7節

 本物の愛は神から来ます。まず私たちがこの聖書が語るまことの神様から本当に愛されていることを知るのです。神の愛を知る時、人は本物の愛を知り、学ぶことができるからです。私たちは神の愛の深さを知り、その愛から人を愛することを教えられ、学び続けていくのです。

 あなたもこの神の愛を知り、愛の人へと変えれてきませんか? あなたが愛の人へと変えられる時、あなたの周りの人間関係は本当に豊かに変えられていくからです。

 それではまた聴いてください。

   (PBA制作「世の光」2012.4.27放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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