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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■賛美とは / 岩井基雄

2012年04月20日 | Weblog
2012/4/20放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日もちょっと分りにくいキリスト教用語を学んでみましょう。今日は「賛美」です。「賛美」ということは自体はあまり耳にしないかもしれませんが、「自然を賛美する」あるいは「大地を賛美する」なんてありますよね。讃美歌を歌うことや、また神を賛美するゴスペル・ソングを御存知の方は多いでしょう。讃美歌やゴスペルを歌うと何だか不思議にうれしくなりますという方もいらっしゃいます。

 この賛美とは天地万物すべてのものを造られた神様の素晴らしさを誉めたたえ神様の愛や恵みを心から感謝しそれをことばや歌にして表現することを表します。ですから、嬉しいことがあったから神を賛美するというだけではなくて、困難や苦しみの中でも神様が賛美されるに相応しい方だからこそ心から神を賛美し感謝をするということができるのですね。

 聖書の中にこんなことばがあります。「真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。
 新約聖書 使徒の働き16章25節

 クリスチャンであったパウロとシラスという人がイエス・キリストの愛を伝えていた時に、ある誤解や妬みから捕えられ鞭打たれ、一番奥の牢屋に入れられました。普通ならば悲しみ、神に怒りを表すような場面でしょう。しかし彼らは牢獄の中で神の素晴らしさを誉めたたえ、神に祈り、賛美の歌を歌ったのです。すると周りの囚人たちがその賛美に聴き入っていたというのです。その夜、大きな地震があり、牢屋の扉はみんな開いてしまいました。牢屋の管理人は囚人がみんな逃げてしまったと思い自害しようとするのですが、それをパウロが止めます。何と囚人たちは誰も逃げなかったのです。パウロたちは一番奥の牢屋だったのにです。

 賛美には不思議な力があります。神様を知らない方でも大きな過ちを犯した方でも神様への賛美は歌う人や聞く人の心の奥底にまで神の平安と力を与え人生を変えるのです。

 あなたもどんな時にも神様の素晴らしさに目を留め、神様を誉めたたえ、感謝し賛美することができます。あなたも神を賛美するために教会にいらっしゃいませんか? 神への賛美はあなたの人生を奥底から変えていくからです。どうぞあなたも賛美に溢れる人生へと歩み始めてください。

   (PBA制作「世の光」2012.4.20放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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