2012/4/3放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。今週はイースター・スペシャルとしてイエス・キリストはなぜ十字架に書かれたのかという事をお話しさせて頂きます。
イエス様はなぜ十字架にかかられたのか。ある時私はそのことがはっきりと理解できるようになりました。その頃、二十代前半の私は人生で最も辛く苦しい日々を過ごしていました。自分の内側にある愚かさ、惨めさ、愛のなさというものに嫌というほど気づかされ、これから先どのようにして生きていけば良いのか全く分からない、そんな体験をしていました。
その絶望の闇の中、ある夜私は聖書を開きました。新約聖書ルカの福音書23章、イエス様が十字架を背負ってゴルゴタの丘へ向かい十字架にかかられる、そんな場面でした。
生きることに疲れ果てて聖書を開いた私の目は、罪人を救うために命まで差し出そうとするイエス様のその愛に釘付けにされました。そして魂が激しく揺さぶられる、という体験をしました。私は自分が罪人であるということはそれまでも認めていました。ですがこの時私は自分が本当に惨めで救いようがなくどうしようもなく絶望的な存在であるということを魂の奥底で痛感していました。そしてもしもこんな罪人を救うことができるお方があるとすればそれはこの十字架にかかってくださったイエス様以外にはありえないということ、イエス様は実際にこの惨めで醜い罪人・私のために十字架におかかりくださったのだ、ということを心の深いところで認め信じ受け入れることができたのでした。そしてそのようにして私を愛し私を救ってくださった神様に心の底からただただ申しわけないと感じると同時に止まらない涙と共にありがとうございますと何度も何度もお伝えしたのでした。そして私の人生で最も絶望的であったあの夜は私の人生で最も希望に満ちた夜、喜びの涙で満たされた特別な夜となりました。
最後に、イエス様がなぜ十字架に書かれたのかを教える聖書のことばをお読みしてメッセージを閉じます。新約聖書 テモテへの手紙第一1章15節のことば。
「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。
(PBA制作「世の光」2012.4.3放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。今週はイースター・スペシャルとしてイエス・キリストはなぜ十字架に書かれたのかという事をお話しさせて頂きます。
イエス様はなぜ十字架にかかられたのか。ある時私はそのことがはっきりと理解できるようになりました。その頃、二十代前半の私は人生で最も辛く苦しい日々を過ごしていました。自分の内側にある愚かさ、惨めさ、愛のなさというものに嫌というほど気づかされ、これから先どのようにして生きていけば良いのか全く分からない、そんな体験をしていました。
その絶望の闇の中、ある夜私は聖書を開きました。新約聖書ルカの福音書23章、イエス様が十字架を背負ってゴルゴタの丘へ向かい十字架にかかられる、そんな場面でした。
生きることに疲れ果てて聖書を開いた私の目は、罪人を救うために命まで差し出そうとするイエス様のその愛に釘付けにされました。そして魂が激しく揺さぶられる、という体験をしました。私は自分が罪人であるということはそれまでも認めていました。ですがこの時私は自分が本当に惨めで救いようがなくどうしようもなく絶望的な存在であるということを魂の奥底で痛感していました。そしてもしもこんな罪人を救うことができるお方があるとすればそれはこの十字架にかかってくださったイエス様以外にはありえないということ、イエス様は実際にこの惨めで醜い罪人・私のために十字架におかかりくださったのだ、ということを心の深いところで認め信じ受け入れることができたのでした。そしてそのようにして私を愛し私を救ってくださった神様に心の底からただただ申しわけないと感じると同時に止まらない涙と共にありがとうございますと何度も何度もお伝えしたのでした。そして私の人生で最も絶望的であったあの夜は私の人生で最も希望に満ちた夜、喜びの涙で満たされた特別な夜となりました。
最後に、イエス様がなぜ十字架に書かれたのかを教える聖書のことばをお読みしてメッセージを閉じます。新約聖書 テモテへの手紙第一1章15節のことば。
「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。
(PBA制作「世の光」2012.4.3放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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