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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■一羽の雀

2006年10月24日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきねひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 えー、今日は最初に、イエス・キリストが語られたことばをお読みいたします。
 「二羽の雀は一アサリオンで売っているでしょう。しかし、そんな雀の一羽でも、あなたがたの父のお許しなしには地に落ちることはありません。また、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。だから恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。」マタイの福音書10章29節から。

 私の友人で以前、ケニヤという国に海外青年協力隊で派遣された仲間がいます。彼がケニヤから手紙をくれたんですね。その手紙にはこう記されていました。

 ある日、仕事中にふと空を見上げてみました。青い空と、そして白い月がありました。夜空の月でさえろくに見たこともなかったのに、月がこんなに美しいとは知りませんでした。注意してみると、この世は美しいもので溢れています。イエス様は、「空の鳥を見なさい」とも、「百合の花のことを考えてみなさい」ともおっしゃいました。もちろん私だって聖書の有名な箇所ですので、この聖句のことを知っているつもりでした。でも本当に今の今まで注意してそれらを見たことも考えたこともなかったように思います。よく見れば、なるほど花一つとってもソロモン王の栄華よりも勝っていると例えられているほどの美しさです。野の花、鳥たち、そして一羽の雀さえも、これほど良くしてくださる方が、まして私たちにどれだけの思いをかけていてくださるのか、恩知らずにも今まで気付いていなかったような気がしました。そして本当に何も恐れることや心配することなどないのだと思いました。

 ま、こんな手紙を貰いました。一羽の雀さえも忘れることのない神様が私たちを忘れる筈がありませんよね。私たちの痛みや今置かれている状況を知らない筈がありませんよね。そしてイエス様は「わたしはあなたのことを全部知っているんだから恐れるな」と聖書で語っているんです。そして「わたしはあなたと共にいる。恐れることないよ。勇気を出してあなたの一日を進めていきなさい。」と、今日も励ましているんですねえ。本当に何も恐れることや心配することはないのだと聖書から教えられながら歩んでいきましょう。
 

 ( PBA制作「世の光」2006.10.24放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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