♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■福音の四季 - 溶かし、風を吹かせ、水を流す

2006年10月11日 | Weblog
 
 世の光の時間です。お元気でしょうか。羽鳥 明です。さ、今日の世の光は、まず皆様からお寄せ戴くお便りの紹介です。横浜市緑区にお住まいの中谷さんは短歌を送ってくださいました。

 外出の妻 道を下りつつ 手を振るが 今も目に見え 露寒の朝

 中谷さんは『世の光』の愛聴者。御主人が病床で、しかしみごとに救われ、昨年、天国へ先立たれた。その夫の生前の姿を思い起こして歌に詠んで送ってくださいましたね。麗しい夫婦愛です。

 さあ今日も福音の四季のメッセージです。旧約聖書詩篇147篇15節から18節。お読みしましょう。

主は地に命令を送られる。そのことばはすみやかに走る。
主は羊毛のように雪を降らせ、灰のように霜をまかれる。
主は氷をパンくずのように投げつける。だれがその寒さに耐ええようか。
主が、みことばを送って、これらを溶かし、ご自分の風を吹かせると、水は流れる。


 この詩は私の心の中に、どんな逆境の中にも、世界中を走り回る神のことばの働きを思わせます。神のみことばは太陽の光のように全世界に届き、すべての冷え冷えとしたものを溶かし、涼しい風を起こし、そこに命の水を流されるのです。

 私にとって神の口から出るみことばは、第一、「完全でたましいを生き返らせ」、第二、「確かで、わきまえのない者を賢くし」、三、「正しくて、人の心を喜ばせ」、四、「きよくて人の目を明るくする」のです。 詩篇の19篇7節、8節です。

 私の86年の人生、幾多の雪、霜、氷がありました。しかしその上に神のことばが渡り通ると、雪は溶け、霜を散らし、氷を溶かして、魂は生きかえるのです。

 聖書のことば。
主が、みことばを送って、これらを溶かし、ご自分の風を吹かせると、水は流れる。
  旧約聖書詩篇147篇18節のことばです。

 それではまた聴いてください。

 ( PBA制作「世の光」2006.10.11放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会に行ってみるというのもいいんじゃないかなあ。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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