世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日は聖書の中のヨハネの福音書から読んでみましょう。
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」ヨハネの福音書14章6節
日本人にとって神様を信じることは、それほど難しいことではありません。目をつむって、いと高き所におられる神聖な存在を覚え、祈り心になる。こういうことは、それほど抵抗もなくできてしまうのです。
ところが、そういう自分と神様の間に、キリストが入り込んでくると、とたんにそういう宗教が理解できなくなる。キリストをどう位置付けてよいものか分らなくなってしまうことがあります。しかし、何も難しく考えることはありません。聖書は、キリストを仲介者として紹介しています。神と人を結びつける存在です。
ある盲導犬のトレーナーが盲人の学生にこんなアドバイスをしていました。「犬にできるだけ近づいて歩きなさい。もしあなたが手を伸ばして離れて歩くならば、犬はあなたを導くことができません。」私たちの人生におけるキリストの存在も同じことでしょう。キリストから遠く離れていては、私たちは神のもとに辿りつくことができません。目に見えない神のもとに確実に導かれるためには信仰の手を伸ばして、キリストに近づき、キリストに寄り添って歩くことが大切です。それはキリストのことばを信頼し、キリストのことばに従って歩むということでもあるのです。
あなたもぜひ聖書を読み、教会に通い、キリストに導かれた歩みをしてみませんか?
聖書をお読みいたしましょう。
イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」ヨハネの福音書14章6節
(PBA制作「世の光」2006.10.05放送でのお話しより)
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