百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

健康福祉常任委員会 島守の塔慰霊祭 沖縄県庁調査

2014年10月29日 06時10分36秒 | インポート

Img_2176_1_2 Img_2184_1 Img_2191_1
 27日(月)、ラジオ体操。今日は健康福祉常任委員会が開かれるので、早めに登庁する。議事課との打ち合わせや梶谷議長から医療介護装具確保推進法に関する資料等をいただいた。

 10時30分から委員会開会。閉会中の継続調査事件として「医療確保と健康づくり」を議題とし、「地域医療の確保」及び「疾病対策の推進」について、当局(医務課、疾病対策課)の説明を聞き、質疑を行った。

 午後、平成26年度「のじぎくの塔慰霊祭・島守の塔慰霊祭」に出席するため、神戸空港から沖縄県へ向かう。那覇空港から糸満市の摩文仁の丘の平和祈念公園へ直行し、島守の塔慰霊祭に参列した。兵庫県からは金沢副知事をはじめ、兵庫県議会議員(6名)、神戸市長(代理)、山中健芦屋市長(県市長会長)や兵庫県遺族会関係者ら、また沖縄県からは知事代理、県議会議長代理、遺族会連合会関係者、島守の会関係者らが参列した。

 夜、両県遺族会親善交流・懇親会に出席し、挨拶をさせていただいた。島守の会の嘉数昇明氏から島田叡知事に関する新刊本の紹介などもあり、交流が深められた。兵庫県遺族会の中には90歳を超える方も元気に参加しておられた。

 28日(火)、午前中は公明党議員団(岸本かずなお議員他3名)と沖縄県庁を訪問し、「経済特区の概要と取り組み」について関係部課からの説明を受けた。県民所得と雇用の向上を課題として、経済特区を活用して国際物流拠点、情報特区、金融特区、企業立地推進などに取り組む沖縄県の現状と展望を知ることができた。古くから中継貿易で栄えた沖縄の立地を生かし、物流と情報で日本とアジアの拠点づくりに取り組む沖縄の元気を感じた。

 午後、再び沖縄県庁へ。沖縄県の戦没者遺族等援護対策の取り組みについて、平和援護・男女参画課から説明を受け、意見交換を行った。2年前に沖縄県を訪問した際に同対策について意見交換を行っており、その後の進捗等について聞き、兵庫県に於ける戦没者慰霊塔(碑)の管理に関する問題への対策の参考とするためであった。沖縄県ではその後「あり方検討会」を設け、関係者らの意見を聞きながら積極的に取り組みを進めている。

 県庁調査を終え、旧海軍司令部壕(豊見城市)を見学した。大田實海軍司令官(海軍少将)が最後を遂げた壕だ。大田少将の「県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」で結ばれた最後の電文は有名である。戦跡の公園化についても見学の参考となった。この壕のある丘の上には海軍戦没者慰霊塔が建立されている。

 午後7時40分那覇発の飛行機で帰神した。帰宅したのは午後10時を回っていた。今回の調査では移動、待時間などに「10万人を超す命を救った沖縄県知事・島田叡」(ポプラ新書)と「沖縄の慰霊塔・碑」(財団法人 沖縄県平和祈念財団)を読んだ。前回訪れた際には島田知事と荒井警察部長らが籠もった壕にも入った。その時のことを思い出しながら一気に読み通した。ぜひご一読を。

 ところで、沖縄は28度。みんな半袖のかりゆし姿。子供は半袖半パンで夏姿だった。ただ、風が吹いているので心地良かった。神戸に着いて駐車場へ向かうとき、思わず「おお寒い」とつぶやいてしまった。北海道では雪が降ったという。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柿穫り 音楽の日in加東市... | トップ | 地元事務所で »