百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

幼稚園劇あそび 人権を考える市民のつどい

2015年02月15日 05時35分55秒 | 日記


                 



 事務所を開けてから市立福田幼稚園へ。今日は一年間の生活・学習の成果を発表する「劇あそび発表会」を参観する。1本45分の2本立て。アドリブも入った「すごい劇」だった。嬉しさ、得意さが溢れた笑顔を満面に、跳ね飛ぶ子供が実によかった。ストーリーはみんなで話し合いながら作り上げたそうだ。毎年楽しみにしているが今年もよかった。

 午後は「人権を考える市民のつどい」が滝野文化会館で開催された。市内4中学校の生徒の人権作文の朗読発表、市内3地区の人権学習の取り組み発表、そして、加古川市の人権コーラスの3部構成だった。中学生の人権作文の中に、認知症の祖母のことを体験談として発表したものがあり、その方をよく知っていたこともあり、あらためて認知症高齢者の介護、徘徊について考えさせられた。また、テレビで放送された大島渚監督の「忘れられた皇軍」を視てこれではいけない、と思ったことを発表した生徒がいた。衝撃的な在日韓国人傷痍軍人の姿と軍人恩給が支給されないことへの怒りだった。会場から、大声で反論する人がいた。反対の考え、立場であっても中学生の意見発表に対してああした行為はすべきではない。他に方法はあったはずだ。主催者から一言注意をすべきだった。携帯電話の着信音への注意はするのだから。発表した中学生へのフォローをしっかりやってほしい。
 3地区の人権学習の取り組みの発表では、創意工夫、充実した実践に感心した。屋度地区では、笑いと人権という視点から、落語を聴く会の開催を中心に、下滝野地区では3世代の交流を盛んに、そして古家地区では防災や郷土学習を中心に地区住民の交流を深めていることがよく理解できた。人権尊重の基盤は、やはり住民同士がよく知り合うことだという点で一致している。それにしても、屋度地区が江戸時代から戸数がほぼ変わらない、ということに驚いた。一方、下滝野地区は区画整理事業などで人口が急激に増えていることが対照的だった。

 

 
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