百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

憲法改正へ国民大会 日本武道館に1万人が結集

2024年05月31日 05時55分12秒 | 日記
 

 30日(木)、東京の日本武道館で、感染症と自然災害に強い社会をめざし、国民の命と生活を守る1万人国民大会が開かれ、同僚議員らと参加した。
 この大会はニューレジリエンスフォーラム、美しい日本の憲法をつくる国民の会などに結集する医療界、経済界、有識者ら各界各種団体からなる実行委員会が主催したもので、コロナや頻発する自然災害に強い日本をつくるために、憲法に緊急事態条項を規定するために改正を求めて開かれたものだ。
 武道館には、全国から集まった1万人余の参加者で3階席まで埋まり、正面壇上には、実行委員会、各政党代表、国会議員、地方議員代表らが出席した。
 兵庫県からも県議会議員、市町議会議員、美しい憲法をつくる兵庫県民の会などから多くの県民が参加した。
 兵庫県議会では、憲法に緊急事態対応を求める決議が採択されており、全国では32府県が意見書を採択している。また、緊急事態条項の国会発議を求める議員署名も3500名を超える地方議員が署名している。
 大会では、三村明夫ニューレジリエンスフォーラム会長・日本製鉄名誉会長が主催者を代表して挨拶をし、続いて、来賓の岸田文雄自民党総裁が挨拶した。そのあと、能登半島の被災地からの報告、フォーラムの提言、意見表明が続き、杉良太郎氏、野口健氏らが体験を交えながら、災害に強い社会づくりへの行動を訴えた。共同発起人の河田惠昭氏は、必ず起きる国難災害への備えをしなければ国が滅ぶと、憲法に緊急事態条項を求めた。また、地方議員を代表して北海道議会議員からの力強い意見表明が行われ、最後に憲法に緊急事態対応等を求める決議が採択された。出席していた自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の代表に決議文が手交され、各代表が実現に向けた決意を述べた。
 国会発議に向けた条文づくりも最終段階にきているとの報告もあり、岸田首相も任期中、今年中の改正を表明しており、憲法稟議を促進し、国会発議実現への願いを強くした。
 日帰り上京だったが、濃密な一日だった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする