百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

加東事務所で一日 知事会見で文書内容を否定

2024年06月22日 04時48分45秒 | 日記

 21日(金)、8時頃まで雨が降っていた。早朝は本降りだったが、登校見守りの頃には小雨になり、9時頃には日が差した。

 今日は午前は資料整理の続き。廃棄する文書、ファイルに綴じて保存する文書、その他必要な報告書やパンフなど選別にはそれなりの時間がかかる。

 午後3時、加東土木事務所の八尾所長が来所し、道路安全施設に関する説明を受けた。今、横断歩道の白線塗り直しが急ピッチで行われている。午後4時30分も来所された地元の方から農地に関する相談を受けた。

 午後7時から、通夜式に参列した。いつも親しくしていただき、事務所にもよくお越しだった。初めての選挙では、故人のお父上にご指導やご支援をいただいた。お元気で田植え作業をしておられたとのことだったので、突然の変調、急逝にまだ信じられない思いだった。

 今朝の神戸新聞の1面は、齋藤知事の記者会見の写真とパワハラ含め、文書内容を否定の記事だった。社会面にも知事の写真と会見の記事が掲載されていた。百条委員会が設置され、これから調査が始まるというこの時期に、パワハラについては、県政のことを考えた強い指導であったと否定。その他の項目についても憶えがない、片山副知事に指示したことはない、と自身の関与を否定する会見だったようだ。

 内部調査の結果、「文書で批判された内容については、いずれも核心的部分については、事実ではなかった」という発表と同じだ。ところが、そのあと、産業労働部長が県内業者からトースターを受け取り保管していた、弁護士が県関連の団体の弁護士も兼ねていた、などの不都合な事実を指摘され、内部調査の公平性、中立性に問題があるとして、外部調査機関を設置せざるを得なくなった。しかし、職員アンケートなどでパワハラなどの疑いも出てきたことで、県議会でのより権限の強い100条調査権をもった委員会で調査を行うべしと、先の県議会で設置が決まったところだ。

 このいわゆる百条委員会での調査が始まろうとするこの時に、知事はまたしても否定会見を行った。記者会見はいわば、知事の公式発表の場であり、このでの発言は公けのものでもある。第三者委員会はこれから設置される。人選も調査内容もまだ決まっていない。県議会の文書問題調査特別委員会も1回目の会議を開いて正副委員長を決定し、調査内容や方法について意見が交わされたばかりの段階で、調査はこれからだ。その前に記者会見という公けの場で、否定をしたということは、結果的にこうした委員会での調査がやっぱり必要なのだということを自ら認めたようなもので、一つ一つ、関連する事項についても徹底的に調査し、「白黒つける」(奥谷文書問題調査特別委員長)しかないと強く思った。

 特にパワハラについて、「県政をより良くしていくための強い指導をした」という発言には呆れた。そこには、自分の立場、思いしかなく、相手の存在というものが感じられない。いわゆるパワハラ問題が起きる根本原因がそこにあり、それが理解されていないといわざるをえない。

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