百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

看護を支援する議員の会で看護師養成学校の見学・意見交換ー播磨看護専門学校で

2024年05月22日 04時42分11秒 | 日記
 

 

 21日(火)、朝、社中央公園、市役所、社市街地のコースを歩き、登校見守りに立った。今日は学校で自転車訓練があるらしく、何人かの児童が自転車を押して登校していた。ハンドルのかごには、ヘルメットが積んであった。ヘルメットを着用して自転車に乗っている小学生をよく見かける。まずは事故から頭、命を守るためには、ヘルメットは必須である。なせ、高校生にヘルメット着用をさせないのか。知事にもこのことは提言しておいたが、一向に動きがない。
 10時前、加東市家原にある播磨看護専門学校に。今日は兵庫県看護連盟の企画で、看護師養成の現場見学と体験を同校で行った。看護を支援する議員の会の村岡真夕子議員(三木市)と2人で参加した。同校は、西脇市、加西市、加東市、多可町の3市1町の組合立で、北播磨地域のみならず、兵庫県内の病院に勤務する看護師養成で重要な役割を果たしている。学校施設は築48年になるが、校内は整美が行き届いていた。教室(座学)、実習室、図書室、講堂など施設を見学した。教室では学生が熱心に授業を受けていた。実習室には病院の病室と同じ環境が備わっており、ベッドにはシュミレーター人形、乳児など、実際の看護を体験しながら学べるよう充実した設備が備えられていた。在宅患者の訪問看護も体験できるように実際の家の内部にリフトやベッドなどが設えられた部屋があったのには驚いた。
 施設見学後、同校の藤原副校長、藤井事務局長のお二人、看護連盟の三枝幹事、山本OB会員さんと意見交換を行った。学生数の推移、出身地域、就職病院、卒業後のサポート、施設・設備の充実と今後の課題、展望など、看護師養成校の状況と課題についてそれぞれの立場からの意見交換がでkた。
 シュミレーター人形、乳児人形は、精巧に作られており、本物の患者のように状態が計器に示されたり、反応があったりするものだった。その他、Wi-Fi環境や電子カルテを使えるようにして、最新の看護の実習環境が整えられていた。
 夜は、加東ライオンズクラブの例会に出席した。今日の目玉は、加東市の童謡唱歌を楽しむ会の会員の指導で、8曲の懐かしい歌を歌ったことだった。

 今日、県議会の内藤議長から知事に対して第三者機関設置の申し入れが行われた。先週開かれた県議会の各会派代表者会議で自民、公明、県民連合が同意していたものだが、今週に維新が同意し、申し入れとなった。共産党、無所属議員はすでに申し入れをしており、また、知事も記者会見で検討を表明していた。
 内部告発文書が対象としている県トップの知事の行為について、県の内部機関が行う調査では中立性、公平性に問題が残り、限界があるとして、当初から問題性が言われていたことだが、ようやく第三者機関による外部調査を行うという意見にまっとまった。
 各会派代表者会議では、自民党、県民連合が地方自治法第100条による調査権を発動し、議会としての主体的な調査を行うことが県民に対する議会としての責任であり、検討しているとの表明もあったところだ。この問題については、当初から、知事が記者会見で「嘘八百」「事実無根」「告発も検討」などと見解を述べ、「怪文書」「内部統制」「自浄作用」などの問題として、県内部組織の問題として人事課が処理してきたが、そもそも県トップの行為についての告発を内部の問題として調査することには限界があるとして代表者会議、自民党議員団総会などでも意見を述べてきた。百条調査権の発動は議会として、主体的にこの問題を調査し、事実を究明し、県民へ責任ある説明を行うための行動である。第三者機関による調査は外部調査としてやっていけばよい。同時に議会として、百条調査権を発動した調査をやっていくことが議会としての責任だと考えている。自民党議員団の総務会、総会でもそうした意見が大宗を占め、代表者会議での百条委員会を検討するとの表明になったものだ。

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