百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

自宅で静かに過ごす 

2024年05月20日 04時19分35秒 | 日記
 19(日)、朝から曇り、午後には雨が降り始めた。今日は自宅でメッセージ作成や諸資料や本の整理をして静かに過ごした。
 本を整理しながら、ついつい読んでしまうのはいつものこと。書棚には、小学生時代からの本がある。大学生の時によく回った古本屋で手に入れた本も並んでいる。それだけではなく、父親が青年時代に読んでいた本もある。父親が買ってくれ、愛読した少年少女百科全集もある。
 大学を出て教員になってから買った本は、多くは中学校社会科教員として、地歴公民の三分野にわたる授業の教材研究のためのものだ。特に歴史関係が多い。政治論、文化論もずらーっと並んでおり、古本屋のようだ。さらに地元の旧家、同僚だった先生の家からいただいた古い本などもある。
 大学を卒業して家に帰ってくる前に、母親にお金を借りて、どうしても欲しかった全集を買った。今は一番いい書棚ケースに収まっている。母親の持っていた信仰の本も書棚にある。本が好きになったのも、両親の影響が大きいことはまちがいない。
 町に本屋がなくなり、活字文化の衰退がいわれる昨今だが、小さい頃、社の街に貸本屋さんがあった。NHKの朝ドラで水木しげるの「ゲゲゲの女房」で出てくる貸本屋のようで、懐かしい思いで視ていた。今は、加東市の図書館が充実しており、多くの市民が利用し、貸し出し数も多い。
 新聞や雑誌に気になる新刊本の紹介が出ると、読んでみたくなる。実際には、神戸市内の大型書店や兵庫教育大学構内の丸善書店などで買ったり、注文したりしている。県議会の図書室で借りることもある。政務活動費問題で揺れた頃、議会図書室で借りた冊数が一番だということで、テレビ取材を受け、放送されたこともあった。
 手に取る本一冊一冊に買ったとき、読んだ時の思い出が詰まっており、蘇ってくる。いわば、自分の人生そのもののようだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする