ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

浄土寺(小野市)近くの道標

2018年11月06日 04時27分54秒 | Weblog
 

 4日(日)午後、用があって小野市の浄土寺の近くを通りがかりました。分かれ道にさしかかったとき、お堂と古い建物、そして、道標が立っているのが目に入り、車を止めて調べてみました。
 お堂は地蔵堂。解説板によると、石の地蔵がお祀りされているとのことです。古い建物は浄谷町の旧い公民館でした。昭和初期の建造だそうです。
 さて、道標は、お堂の反対側の分かれ道に立っています。高さは110センチの立派なもので、よく目立ちます。道標の4面には、すぐひめじ、すぐ浄土寺、すぐ高砂、すぐ清水の文字が深く刻まれていました。それぞれの文字の下に小さな文字で、明石や三木、加古川、や志ろ、た起の、などの町の名が刻まれていました。この辻は、浄土寺に通じる道であり、昔の主要な道の交差点であったことがうかがえます。
 公民館、お堂、道標のそれぞれに小さな解説板が掲げられており、通りがかりの私にもこの地の歴史の一端を知ることができました。
 道標の足下に古い道標の一部と思われる石が置いてありました。よく見ると、「社」のような大きな文字が刻まれていました。ふと親近感を感じました。
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1 コメント

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Unknown (omachi)
2018-11-20 17:03:46
もう読まれましたか、
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。

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