昭和19年(1944)、戦局がいよいよ厳しさを増す中、桐の木の増植運動について、社町長から区長に通知が出されています。
桐材が軍需物資、特に航空機に使われたことはこの歴史ブログでも紹介してきましたが、乱伐の結果、少なくなってきたので増植しようというものです。通知文は次の通りです。
昭和十九年四月二十一日
社 町 長
各区長殿
桐樹増植ニ関スル件
桐材ハ昨年十月農林省ヨリ物資動員計画ニ基ク生産割当命令ヲ発セラレ本県ニ於テモ之レガ完遂ニ鋭意努力致シ居候然シ過去ニ於ケル乱伐ノ結果立木モ僅少ト相成リ此ノ儘推移スレバ前途甚ダ憂慮ニ堪ヘサルモノ有之今回兵庫県桐材統制組合ヨリ該運動ニ関シ通牒ノ次第モ有之候ニ付貴部内一般ニ桐材増植方奨励相成度
追テ希望ノ向有之候得バ取纏メ御申込相成度申添候
桐材が軍需物資、特に航空機に使われたことはこの歴史ブログでも紹介してきましたが、乱伐の結果、少なくなってきたので増植しようというものです。通知文は次の通りです。
昭和十九年四月二十一日
社 町 長
各区長殿
桐樹増植ニ関スル件
桐材ハ昨年十月農林省ヨリ物資動員計画ニ基ク生産割当命令ヲ発セラレ本県ニ於テモ之レガ完遂ニ鋭意努力致シ居候然シ過去ニ於ケル乱伐ノ結果立木モ僅少ト相成リ此ノ儘推移スレバ前途甚ダ憂慮ニ堪ヘサルモノ有之今回兵庫県桐材統制組合ヨリ該運動ニ関シ通牒ノ次第モ有之候ニ付貴部内一般ニ桐材増植方奨励相成度
追テ希望ノ向有之候得バ取纏メ御申込相成度申添候
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