ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

社町社婦人会会則草案と幹事推薦状-大正時代

2022年05月28日 05時27分44秒 | Weblog
 

 「婦人会」という名称を近頃は聞かなくなりました。女性部とか、女性会という名称に変わっていたり、無くなっていたりします。今あるのは、市単位の連合婦人会です。
 日本に婦人会ができたのは、明治から大正時代にかけてだったということですが、地元の知人の家に保管されていた文書の中に、社町社婦人会に関するものがありました。※社町社は旧社町の社地区で、現在の加東市社にあたる
 一つは、会則草案、もう一つは幹事推薦状です。推薦状の日付が大正十一年三月一日になっていることから、この頃には婦人会があった、もしくは創立された頃と言えるのでしょう。
 会則草案には、第二条で、会の目的が次のように記されています。

  本会ハ婦人ノ自覚ヲ促シ婦徳ヲ涵養スルヲ以テ目的トス

 母の時代には、町内会に婦人会がありましたが、今はもうありません。現在の市の連合婦人会は、個人加入だと聞いています。
 


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする