加東市上三草にある「孝女ふさ」の碑が建立されて間もない頃の写真が『加東郡誌』(大正12年刊)に掲載されています。
碑は「孝行田碑」で、題額は徳富蘇峰によるものです。大正11年4月と刻まれています。大正11年は西暦1922年にあたり、97年前のことです。
写真を見ると、中央に立派な碑が聳え立ち、周囲は石の玉垣に囲まれて、若い松が植えられています。当時、修身教科書や国語教科書に孝子として紹介されていた「ふさ」を顕彰するために建立され、多くの人が訪れたといいます。
現在は、地元上三草地区の老人会の皆さんが清掃や草引きなどをして下さっていますが、玉垣も傷みが目立つようになってきています。あと3年で100年を迎えることになりますが、この碑をこれから次の時代にどう伝えていくかを真剣に考えるときのようです。
碑は「孝行田碑」で、題額は徳富蘇峰によるものです。大正11年4月と刻まれています。大正11年は西暦1922年にあたり、97年前のことです。
写真を見ると、中央に立派な碑が聳え立ち、周囲は石の玉垣に囲まれて、若い松が植えられています。当時、修身教科書や国語教科書に孝子として紹介されていた「ふさ」を顕彰するために建立され、多くの人が訪れたといいます。
現在は、地元上三草地区の老人会の皆さんが清掃や草引きなどをして下さっていますが、玉垣も傷みが目立つようになってきています。あと3年で100年を迎えることになりますが、この碑をこれから次の時代にどう伝えていくかを真剣に考えるときのようです。