ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

三草山の山頂に光るもの

2016年06月04日 04時54分53秒 | Weblog
          

          

 3日(金)の朝、午前5時40分頃、すでに日は昇り、寒く感じるほどの朝の空気を吸い込みながらウォーキングをしました。
 社小学校から東へ抜けていくと、視界が一気に広がり、遠くに三草山を望むことができます。その背後には清水寺のある御嶽山や丹波の山々が連なっています。

 その三草山を眺めていると、その山頂に光るものが見えます。すでに山の上高く上った朝日の光を反射しているかのようにまぶしく光っています。今、見ている場所と山頂は直線距離で約5キロメートルでしょうか。
 山頂にある金属物なのでしょうが、強い光を放っています。山頂にある祠の屋根でしょうか、方向盤でしょうか。

 このブログでも紹介しましたが、昔、山頂には山城が築かれ、丹波と播磨を結ぶ京街道を監視していたとされています。三草山の山頂からは、西方に広がる播磨の平野を一望できますし、今、私が立っている社の台地も見通せます。源平合戦の三草合戦で、平氏を急襲し、逃げる平氏を追ってこの台地までやってきた源氏は百本の白旗を立てて陣を張ったと伝えられています。その地の名が「百旗」(百旗立)「ひゃくはた」と今も伝わっています。その近くからの景色です。
 
コメント
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