ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

石田貫之助顕彰碑

2012年10月20日 04時40分13秒 | Weblog
 先日、三木市吉川町渡瀬にある兵庫県立吉川高校前の坂道を車で走っていると、真新しい石碑が立っているのに気づきました。「石田」という文字がちらっと目に入り、もしや、石田貫之助?と思い、帰りに確かめてみようと思いました。
 もう数年この道を走っているのですがこれまで気づかなかった石碑。やっぱりそうでした。石田貫之助顕彰碑と刻まれていました。その脇には石田貫之助の肖像と事績が書かれたプレートも置かれていました。
 石田貫之助は美嚢郡を代表する明治時代の政治家で、県会議員、国会議員として活躍した人物です。当時加東郡には高瀬藤次郎があり、同時期にやはり県会、国会議員となって活躍しました。石田も高瀬も県会議員時代には大隈重信の率いる改進党派として自由民権運動を牽引し、やがて国会開設前には板垣退助の自由派として播磨自由主義者のリーダーとして大いに活躍した人物です。二人は第一回衆議院議員選挙で選ばれて初代国会議員となりました。
 郷土の先駆者、偉人として石田貫之助を顕彰する碑が建立されていることに感動しました。
コメント
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