ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

若宮神社の石燈籠

2011年11月09日 04時32分03秒 | Weblog
 佐保神社(加東市社)を参拝し、境内を北の方角に抜けると、その先に若宮神社があります。若宮神社には、佐保神社の御祭神である天児屋根命(あめのこやねのみこと)の子である天押雲命(あめのおしくものみこと)、その子の天種子命(あめのたねこのみこと)が祀られています。若宮神社の名前の由来もそこにあるようです。
 この若宮神社の境内の手水場の隣に古い石燈籠があります(写真左)。「御神燈」、「寛政十二年」と刻まれています。西暦でいうと1800年、今から200年余り前に建立されたものです。その頃、ロシアやイギリスの船が日本に現れ、幕府も北方開発を行っています。伊能忠敬が蝦夷地の測量に向かったのもこの頃です。
 灯明を灯す部分がなく、台石の上に屋根にあたる部分がそのままのっています。
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