ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

清水寺-弁慶の碁盤

2011年07月07日 05時10分57秒 | Weblog
 また清水寺の話題を一つ。清水寺が日本最初の観音霊場として、天皇や将軍などが堂塔を建立するなど信仰が厚かったことはこれまで紹介してきました。それだけでもすごいなと思いますが、この寺にはすごい宝物があるのです。
 弁慶の碁盤もその一つです。弁慶は清水寺で僧を相手に囲碁をよくしたらしく、負けた口惜しさに自分の黒石を碁盤に押し込んだといわれています。弁慶の怪力にちなんだ伝承は数多いと思いますが、実際にその碁盤を見たことがあるのです。古い碁盤の隅の方に黒石が押し込まれたように碁盤の中にめりこんでいるのです。とても人間業だとは思えませんが、弁慶の超人性がこの碁石一つで感じられます。
 教師時代に社会科の歴史の授業で地元の郷土史の先生をゲストにお招きしたことがあります。その折りに教室に持ち込んでこられて見せていただいたのです。
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