三浦太郎展 絵本とタブロー
板橋区立美術館 2022.11/19-2023.1/9
この美術館はときどき絵本、絵本作家の展示を企画する。
三浦太郎(1968- )の絵本はよく知られているものが多く、私も保育園で定期的にやっている読み聞かせでいくつか使っている。どちらかというとストーリーより絵の動き、組み合わせで進められていくものが多く、その絵はよく煮詰められたというか、場面場面での完成度が高いから、1歳から2歳あたりの子供たちに受容度、理解度が高いと思われる。
今回これだけ多くのものをその経歴とともに見ると、前記のようなことがことがどうやって出来上がってきたかを見ることができた。
あらためて、そのかたち、色の選択、それらの連鎖、関係は秀逸で、デザイナー的な能力の高さを思わせる。
説明にあるとおり、2000年以降に震災や環境などの世界的課題が反映しているということも見て取れないわけではないが、それは今回ここで説明しすぎかなとも思う。自然に感じとられればよいのではないか。
ともかくこうして全貌を一覧することができたから、今後このなかからまた機会にあわせていくつか選んでみようと思っている。
板橋区立美術館 2022.11/19-2023.1/9
この美術館はときどき絵本、絵本作家の展示を企画する。
三浦太郎(1968- )の絵本はよく知られているものが多く、私も保育園で定期的にやっている読み聞かせでいくつか使っている。どちらかというとストーリーより絵の動き、組み合わせで進められていくものが多く、その絵はよく煮詰められたというか、場面場面での完成度が高いから、1歳から2歳あたりの子供たちに受容度、理解度が高いと思われる。
今回これだけ多くのものをその経歴とともに見ると、前記のようなことがことがどうやって出来上がってきたかを見ることができた。
あらためて、そのかたち、色の選択、それらの連鎖、関係は秀逸で、デザイナー的な能力の高さを思わせる。
説明にあるとおり、2000年以降に震災や環境などの世界的課題が反映しているということも見て取れないわけではないが、それは今回ここで説明しすぎかなとも思う。自然に感じとられればよいのではないか。
ともかくこうして全貌を一覧することができたから、今後このなかからまた機会にあわせていくつか選んでみようと思っている。