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スシロー迷惑動画で“6700万円” しょう油なめ少年に賠償請求 少年側は争う姿勢

2023-06-10 09:29:09 | 社会
偶然ですが9日、朝のNHKのTVドラマを見た後「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると、この6700万円の訴訟問題を扱っていました。
コメンテーターの長嶋一茂さんが「裏方で働かせて云々」と発言したのを聞いてました。このコメントは発言後すぐ「大損害を被った会社が、少年の更生に手を貸すなんて」とかブーイングが起きたとか、その日の昼にはスマホのニュースで知りました。
話は戻ってここをクリック⇒「岐阜の回転すしチェーン・スシローで1月に少年がしょう油ボトルのそそぎ口をなめるなど、迷惑行為に及んだ動画を流し
」炎上しました。
スシローは3月22日付けで大阪地裁に提訴していたことが(今になって)判った様です。
まあこの行為が発端で株価が160億円も下がったのは、(戻りも有ったでしょうから)おいておくにしても、全店舗の消毒、醤油の入れ替えや臨時休業等の実費は無視できないものが有りそうです。
この手の民事上の損害賠償は数十万から数百万円が相場との弁護士さんの見解が有りますから、実損を両親から取り戻すより「裁判の過程を通じて”迷惑行為を起こす”こんなに手間暇がかかりますよ!」との周知徹底策のようにも見えます。まだアイスクリームを販売機から「直に口で受け止める迷惑動画を流している」馬鹿者がいる位ですから、この位厳しい対応をしないといけない手合いがまだいる事は事実の様です。
共用のガリは自家ばしで食べるなとか、醤油さしは舐めるなとか店側もi pad で流さないといけない煩わしい世の中になりますかね?

写真:世間を大きく騒がせることになった、回転ずしチェーン店での迷惑動画。 

FNNプライムオンライン:
少年が、しょう油ボトルのそそぎ口をなめるなど、迷惑行為に及んだ動画をめぐり、スシロー側が損害賠償を求め、少年側を提訴していたことが明らかになった。
その請求額は、およそ6,700万円。
きっかけは、2023年1月、岐阜県内にあるスシローの店舗で撮影されたとされる迷惑動画。
高校生とみられる少年が、しょう油ボトルのそそぎ口をなめるだけでなく、なめた湯飲みを元に戻す様子も収められていた。
さらに、自分の指に唾液をつけ、それを回転レーン上のすしになすりつける様子も。
この動画は、SNSで拡散され、炎上した。
スシロー側によると、この動画の拡散により、全国の店舗で客が大幅に減少。
加えて、運営会社の株価が5%近く下落し、1日で160億円以上の経済的損失が出たなどとして、2023年3月、少年を提訴。
およそ6,700万円の損害賠償を求めている。
スシロー側が、少年に求めている6,700万円の賠償額に、街の人はどう感じるのか。
30代「6,700万円というのは、ちょっとやり過ぎなのかな。感情論で言えば、かわいそう」
30代「負担が大きそう。払える金額ではないと思うので」
「6,700万円は高すぎる」という声もあった一方で、「妥当だ」とする声も多く聞かれた。
20代「良い例じゃないけど、最初に厳しく取り締まることは必要なことなのじゃないかな」
30代「被害に見合ってはいるのかな。親の義務、責任というか、社会人ではないから」
今回のスシロー側の提訴について、法律の専門家は「実際に認められる賠償額は、数十万円から100万円程度ではないか」と指摘。
そのうえで、「6,700万円という請求額には、別の目的も含まれているのでは」との見方を示した。
山田・尾崎法律事務所 山田奈美香弁護士「そういった行為をすると、多額の金額を賠償(請求)されますよと。同じようなことをしてしまう方に対する“抑止効果”というのが一番大きいところ。おそらく、すぐに和解ということはなくて、判決が出るまで、きちんと訴訟を追行する可能性がかなり高い」
今回のスシロー側の提訴に対し、少年側は、答弁書を提出。
「反省の日々を送っている」としたうえで、客の減少は「同業他店との競合も考えられる」などとして、争う姿勢を示している。
(引用終わり)
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