王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

1日 「プーチン氏、高い代償払う」 バイデン氏が演説

2022-03-03 09:43:08 | 米国(バイデン)関連
1日ワシントンでバイデン大統領は、上下院合同会議で施政方針を示す「一般教書演説」を行いました。折からロシアによるウクライナ侵攻の真っ最中ですから演説の3分の2はロシアとプーチン大統領に関する非難とウクライナに対する支援に及んだそうですが、軍事物資の供給や経済援助は続けても「米兵が関与する事は(改めて)否定しました」。
プーチン大統領が欧米の経済制裁で徐々にロシア経済にダメージが出てくる一方で、キエフに軍の侵攻が実行される様で、どれだけウクライナ政府と軍が頑張れるか時間との綱引きの様です。バイデン大統領もウクライナへのロシアの侵攻が無くても「昨夏のアフガン撤退の失敗」「インフレ抑制の為、金融緩和策の漸減による経済失速の懸念」が有りますから、安定した政権とは見えません。ロシア国内でも「反戦デモ」が起きているくらいですからプーチン大統領も絶対安定とは見えません。
キエフの陥落によるここをクリック⇒「ゼレンスキー政権の崩壊」がここ数日中に起きるかどうかで後の交渉が大きく変わりそうです。ウクライナ時間2日午後から第2回停戦協定が行われるようです。注目ですね。

写真:一般教書演説をするバイデン大統領(NHKより)

産経新聞:
【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は1日、上下両院合同会議で施政方針を示す一般教書演説を行った。ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領について「長期にわたり高い代償を払い続けることになる」と批判し、制裁圧力を強化していく意向を表明。ロシア航空機に対する米国領空の閉鎖も発表した。自由主義陣営の結束を訴え、ウクライナを支援する方針を強調したが、米軍派兵は重ねて否定した。
バイデン氏は、侵攻に対抗する西側諸国の団結をプーチン氏が「見誤った」と指摘。侵攻の代償を払わせなければ「彼らは行動を続け、米国と世界へのコストと脅威が高まり続ける」とし、同盟国などと国際秩序を護持する決意を示した。
また、軍事物資や経済援助を続けて「自由のために戦うウクライナ人」への連帯を表明。ただ、「ロシア軍との紛争に米軍が関与することはない」とした。
一方、新型コロナウイルス対策や経済政策では、感染症対策を主導して景気を改善させ、「米国史上、最大の雇用創出を遂げた」と成果をアピールした。
約40年ぶりの高水準となったインフレに関し、「物価制御が最優先の課題」だと指摘。医薬品の価格引き下げなどで家計負担の軽減につなげる方針を示した。
バイデン氏は、中国などとの「経済競争を勝ち抜く道筋をつける」ため、米国の競争力強化を優先すると強調。「より多くの自動車と半導体を米国で製造しよう」と呼びかけ、国内生産を優遇する「メード・イン・アメリカ」を掲げて製造業の国内回帰を進めるとした。約1兆ドル(約115兆円)の法案成立を受けたインフラ整備も加速させる。
バイデン氏の一般教書演説は昨年1月の就任後、初めて。「いかに(米社会が)分断してきたかは変えられないが、私たちが今後どう進んでいくかは変えられる」と国民融合を促した。
(引用終わり)
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3日 日経平均 大引け 反発 184円高の2万6577円

2022-03-03 09:27:49 | 為替 ドル 株式
3日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比184円24銭(0.7%)高の2万6577円27銭で終えた。 
寄り付き後に瞬間は300円上げも有りましたが、寄り付きより上げ幅を圧縮し184円高で大引けました。上値は重いようです。

日経新聞:
3日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比184円24銭(0.7%)高の2万6577円27銭で終えた。ウクライナに侵攻したロシアが停戦に向けた対話を再開する意向を示し、警戒感が和らいだ。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を巡る短期的な不透明感が後退したことも手掛かりとなり、日経平均の上げ幅は300円を超える場面があった。一方、原油高が上値を抑える要因となった。 
(以下省略)

ここからは前引け:
3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比215円18銭(0.82%)高の2万6608円21銭だった。 
寄り付き一巡後は落ち着き215円高で前引けました。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
3日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比215円18銭(0.82%)高の2万6608円21銭だった。 
ウクライナに侵攻したロシアが停戦に向けた対話を続ける姿勢を示したほか、米金融政策を巡る短期的な不透明感が後退し、日本株の買いにつながった。日経平均の上げ幅は300円を超える場面があった。買い一巡後は次第に上げ幅を縮めた。 
(以下省略)

ここからは寄り付き:
[東京 3日 ロイター] -   寄り付きの東京株式市場で、日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比235円84銭高の2万6628円87銭と、反発してスタートした。 
今朝の日経平均寄り付きはNY株の上げをそのまま好感し235円高で始まりました。その後も210円高ほどで推移しています。引き続き前場と後場を追ってみます。

ロイター:
[東京 3日 ロイター] -   寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比235円84銭高の2万6628円87銭と、反発してスタートした。 
その後も高値圏で推移している。前日の米市場では、米国の金融引き締め加速への過度な懸念が緩和して株高となっており、好感する形となっている。
トヨタ自動車やソニーグループなど主力株は大幅高が目立つ。東京エレクトロンなど半導体関連株や電子部品株も総じてしっかり。
エムスリーなどグロース(成長)株で強い名柄が目立つ。INPEXなどの鉱業株や三菱UFJフィナンシャル・グループ、T&Dホールディングスなどの金融株も高い。   
(引用終わり)
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2日 NYダウ平均 596ドル高の3万3891ドル

2022-03-03 07:29:26 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰明】2日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比596・40ドル高の3万3891・35ドルだった。 
今朝早朝閉まったNYダウ平均は前日比596ドル高で3日ぶりに反発しました。この日反発の材料はウクライナ問題ではなく、FRBのパウエル議長による米議会の証言で「利上げのペースが通常の範囲内にとどまる」と受け止められ積極的な金融引き締めに対する警戒感が和らいだ為と解説されています。ナスダック総合も219ポイント高でNY株は共に上げました。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰明】2日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比596・40ドル高の3万3891・35ドルだった。
値上がりは3営業日ぶり。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による2日の米議会証言で、利上げのペースが通常の範囲内にとどまると受け止められ、積極的な金融引き締めに対する警戒感が和らいだ。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は219・56ポイント高の1万3752・02だった。
(引用終わり)
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