生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

名前をいただいて

2013-05-17 21:04:59 | エッセイ
今週は大忙しです。
月曜日はOBIの同窓会があったので都内へ出かけ、三鷹の実家に寄って泊まり、火曜日に帰ってきました。水曜日は児童文学者協会茨城支部の例会。今年度から支部長をさせていただくことになり、慣れない司会をして緊張しました。合評では6作品もの提出があり、すごく勉強になりました。

木曜日は、金曜にある我が家での家庭集会の準備で、大掃除と料理の下ごしらえと買い物で一日バタバタしていました。
家庭集会は8人の方が来てくださいました。家庭集会のメンバーのひとりが手塩にかけて育てた薔薇を持ってきてくださいました。(上の写真)

そして明日土曜日は子ども家庭集会の奉仕で出かけます。原稿用紙20枚ほどの創作童話を暗記してお話しするのですが、まだ全部覚えていません(^_^;)

わたしの体力、能力の限界を超えたことをしていますが、朝にはその日のことを祈り、夕には感謝と翌日のことを祈り、その次のことは考えないようにして、ひとつひとつのこと成し遂げる力を与えてくださいと祈っています。

先の先を考えると、あれこれ思い煩ったり、不安になってしまいますが、ひとつ先の事だけ考えて一歩一歩すすんでいけばいいのなあと思います。

日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)のHPにニュースレター28号をアップしました。理事長池田勇人先生の追悼号です。その中に掲載されているわたしの400字エッセイを紹介します。以前、ブログに池田先生を偲んで書いたものと重複する部分もありますが……。

                
名前をいただいて


十年前、JCPに入会したばかりのころです。乳がんの手術を受けることを池田先生に話すと、手を取って祈って下さいました。
まだ死にたくないと言うと、「わたしはいつ死が訪れてもいいように死の備えをしているのです」と言われました。そして星野富弘さんの詩「いのちが一番大切だと思っていたころ……」を書いた色紙を送って下さいました。

術後落ち込んだとき、この言葉で助けられたのでした。これは、後に先生ご自身が病の床で力を得た詩であるとお証しておられます。

また、先生のおかげで「リピート・シンドローム」が出版されました。リストカットやドラッグを取り上げているので、本名で出さない方がよいと言われ、厚かましくも先生にペンネームをつけてくださいとお願いしました。先生はいくつかの候補を挙げて下さいました。その中から土筆文香を選ばせていただきました。土筆文香の名に恥じない文章を書いていかなくてはと思っています。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まこ)
2013-05-17 23:23:09
こんなにこんなにハードスケジュールだったんですね。ちっとも知らずにいました。微塵も出さないで、快く迎えてくださり、感謝の一言です。玩具など出してくださり、ずっと優しく接してくださり、もう感激でした。美味しいお料理とお茶、至福の時です。学びも幸せ。文香さんの体調を神様が整え、常に守ってくださいますように。ご奉仕の上にも守りがありますように。ありがとうございました!!!
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まこさんへ (文香)
2013-05-18 11:54:26
お孫さんを連れてきてくださって、嬉しかったです。

まこさんのお祈りによって支えられていることを感じました。
ありがとうございます。
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