生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

ほんとうは人見知りなんです

2013-11-23 11:18:45 | エッセイ
わたしの通っている教会の婦人会は4つあります。20代、30代の婦人はルツの会。40代の婦人はユニケ会、50代は泉会、60代以上はナオミ会です。

泉会以外は皆、聖書にでてくる女性の名前です。泉会だけなぜ人の名前でないのかよくわかりませんが……。
泉という言葉はすてきですね。水がこんこんとわき出て、いつも新しくされているイメージです。もちろん、泉という言葉は聖書にたくさん出てきます。

泉会のメンバーは、40人ぐらいいます。人数が多いので、顔は知っていても名前がわからない方もいます。
泉会の11月の会報に原稿を頼まれたので自己紹介がてら書かせてもらいました。ここでも紹介させていただきますね。

       
ほんとうは人見知りなんです

わたしは子どものころ、内弁慶でした。家では大きな声でわがままを言ったりするのですが、一歩外に出ると人形のように無口でした。

ろくに挨拶もできませんでした。雨の日が好きだったのは、傘がさせるからでした。知り合いの人に出会っても、傘で顔を隠して知らんぷりしているような変わった子どもでした。

 人から見られること、注目されることがいやで、意識して目立たないようにしていました。必要なことの3割ぐらいしか言えず、いつもストレスを抱えていました。
 人前で話すときは緊張してかたまり、小さな声で話すので、「蚊の鳴く声より小さいね」と言われていました。

 そんなわたしが、「声がでかい」と子どもたちにしかられるようになり、人前で話すのにはそれほど緊張しなくなりました。言いたいことの9割は言えるようになっているので、子どものころ無口だったと言うと「嘘でしょ」と言われるほどです。

 それでも昔の性質が残っていて、ほんとうは人見知りなんです。一度親しくなってしまった人に対してはいいのですが、それほど親しくない人には、こちらから話しかけられず、話しかけられてもそっけない態度をとってしまうのです。

 教会内でも「文香さんに嫌われたみたい」と、言われたことがあります。ごめんなさい。違うんです。ほんとうは、人が好きで好きでたまらないのです。それなのに人見知りがまだ直らないのです。話しかけられると嬉しいので、泉会の皆さん、よろしくお願いします。

 最近気づいたことは、言いたいことの9割も話してはいけないということです。余計なひとことを言ったとき、相手を傷つけることが多いからです。8割ぐらいに留めておきたいのですが……。口での失敗は数限りなくあります。
「主よ、唇の扉に立ってこの口をもって罪を犯さないようにしてください」と祈っています。



日本クリスチャン・ペンクラブの理事、三浦喜代子さんがCGNTVの「本の旅」という番組に出演されました。ここをクリックして、番組を見る→「美しき姉妹たち」の右側300Kまたは56kをクリックしてご覧ください。

「本の旅」には2010年12月にわたしも「リピート・シンドローム」で出演させていただきました。
司会は、わたしのときと同じ久米小百合さんです。久米小百合さんは、かつて久保田早紀という名前で歌手として活躍されていた方です。



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