ユーカリが丘2丁目地域ケア圏域推進会という名目の会議があり、まちを守る会として出席しました。初めての参加だったので趣旨もよく分からなかったのですが、2丁目で独居の女性が詐欺の被害に遭った。高齢化が進む2丁目なので同じようなことが起きないように対策を考えたいというものでした。
市の消費生活センターの方からは詐欺と悪徳商法は違うこと、詐欺は警察が担当する事件だが、生活センターは悪徳商法の被害者から相談を受け、救済できることもあるということで最近の被害状況について話がありました。
新聞等でも報道されていることですが佐倉市ではNTT東日本を騙って料金の未払いを求めたり、ユーカリが丘でも良く聞く屋根の修理が必要だと言ってくる業者、給湯器の交換が必要だと言ってくる業者、あるいは水回りの工事を頼むと法外な料金を請求されたなどが起きているそうです。自分から頼んだ工事にはクーリングオフはできないことを知りました。
金融機関の方からは預金の高額引き出し者には理由を聞いているが、自分の金の使い方に口を出すなと苦情を言われることが多いと言います。それでも振り込め詐欺を防ぎたいので家屋の修繕代を払うと言われた時には見積書、請求書を求めるようにしているそうです。
私は防災だけではなく防犯も“ご近所助力”が大切なことを訴えました。佐倉市消費生活センター発行の「くらしの豆知識~消費者とトラブル対策本」を資料として貰らいましたが、デジタル社会の事例も取り上げた良い内容です。まちを守る会の会議でも活用します。