悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

そばの実脱穀作業

2015-10-24 19:09:29 | Weblog

そばの実

手動式脱穀機、足が動力

"唐蓑"という名で、そばの実とゴミとを分別する機械

かけそばに添えるホウレン草とセイロそば用のネギ。大根

 しづの里農場で刈り取ったそばの実の脱穀作業をした。しづの里らしく作業はすべて昭和の手作業機械(道具)を使う。まずそばの実の脱穀は足で刃のついた筒を回転させる。束ねてあるそばの実が多いと回転が遅くなってしまうので、二人がかりで漕いだ(踏んだ)。

 重労働で漕いでいる足よりも立っている足の方が疲れるので、左右を交代しながら漕ぐ。怖いのは大きな束の脱穀は重いので、回転している筒に何度か引き込まれそうになったが、幸い事故なく済んだ。

 刈り取り作業も初めて体験する人が多かったので、脱穀のことまで考えていない、というよりも知らない。そのために束が大きくなっていて、作業がし難い。来年は限度見本を作ってこの態度と示すことが必要だ。

 また麻の紐で括っていたが米作りの藁を使えば、大きさはその長さ内に抑えられる。小竹小学校の米作りで残る藁を貰えるので提案してみよう。小さな束に揃えておけば後作業の脱穀が楽になる。

 そばの実とごみを分別するのは"唐蓑"という木の箱で、手回しで風を送り軽いゴミは横に飛ばし、残った実だけ集めるようにできている。ただ一度ではゴミや虫が取り切れないので、この作業を3回繰り返していた。

 そばの実の収穫は約60㌕らしい。これを石臼で挽いてどのくらい減るのかはまだ分からないが、11月に行う収穫祭には十分な量だ。

 休憩を含んだ3時間の作業だったが使い慣れない筋肉を使うので疲れた。逆療法で午後は約1万歩を歩いて、家の補修を頼む業者のフェアーに行ってきた。

 
コメント
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