防犯情報連絡会

　さくら防犯パトロールネットワーク佐倉地区の防犯情報連絡会だった。佐倉市、八街市、酒々井町で5か所の連絡会を行うのだが、数年前に比べると警察や行政に対する不満や要望が減り、「悩み」は出るものの前向きな発言が多くなった。

　悩みはメンバーの高齢化で、これは自主防災組織と自治会役員のパトロールとを問わず共通した悩みだ。ところがある団体から、うちの最高齢者は93歳だが夜間パトロールにも参加している、という話があった。

　ネットワーク本部の会長が、高齢者の悩みを言う団体に「皆さん後10年頑張ってください」とお願いしているが、今日の参加者は難しい注文ではないのかもしれないと、受け止めたのではないだろうか。

　「パトロールは健康のために良いし、仲間と親しくなれるので楽しい」という発言もあった。私たちのまちを守る会でも健康のために参加している人が結構いる。私もスクールガードのない祭日に参加するのだが、50分のパトロールはちょうど良い運動になるので好きだ。

　防犯の幟旗を数種類用意しておき、毎日差し換えているという発言があった。風の対策でもあり、面白いのでこのアイデアは頂戴したい。また門灯の点灯を依頼したり独居のお宅へ声がけしたりなど、パトロール時の工夫も発表になった。

　さらにパトロールの仲間が「電話de詐欺」の被害に遭ってしまった実例報告もあり、参考になった。「電話de詐欺」の被害者はほとんどが「私は大丈夫」と思っている人だと言われるが、その代表のような話だった。

　街灯のLED化や防犯カメラの導入計画を市役所から説明してもらうなど、2時間が短く感じる
有意義な会議だった。