悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

研修「悪徳商法にあわないために」

2013-10-06 19:28:54 | Weblog
 研修事業部の研修「悪徳商法にあわないために」は講師に佐倉市消費生活センターの先生を迎えて行われ、福祉委員が27名、一般の方が16名の43名が参加した。まずは振り込め詐欺の話から始まり、全国的に被害が増えている実態を聞かされる。詐欺にあわない2つの注意点は①すぐに行動しない、人に話をする。②目をつぶって深呼吸を10回することだといわれる。

 この深呼吸10回が面白い。実際にこの余裕があったら冷静な判断ができるだろう。いつも言われることだがこのような講義を聴きに来る人は被害者にならない。問題は引きこもりがちの高齢者で、家庭訪問販売や電話勧誘販売の被害にあうことも多い。

 深刻なのは「だまされたことに気づかない」「だまされたことを恥ずかしく感じ、誰にも相談できない」人たちのいることだ。そこで大切なのが、地域ぐるみの見守りだという。日ごろから挨拶をかわし親しい関係が出来ていれば、何か異変があったときにもすぐに気がつくかも分からない。

 講義では高齢者の見守りで注意するポイントとして①最近お金に困っているようだ、②業者が良く家に出入りしている、③訪問や電話におびえている、④家に中に見慣れない段ボール箱や商品がたくさんあることの4点をあげていたが、都市化された町では向こう三軒両隣りの関係が希薄なのでこれが難しい。

 クーリングオフについても詳しい説明を聞いたが、悪徳業者も法律の抜け道や裏を研究しているので巧妙化しているだろう。私は大丈夫と思いたいが、消費者センターは結論が出るまで業者と交渉をしてくれるというから、おかしい、困ったと思う場面に出合ったら相談したいし、地域ぐるみの見守りにも生かしたい。
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