悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

過保護

2010-05-07 19:40:54 | Weblog
 小学校の陸上部は毎朝7時15分から練習をしているが、一番早い児童は6時40分に登校する。その陸上部のお母さん3人が7時半頃に学校にやってきた。顔見知りに方なので「朝早くからなんですか?」と聞くと練習を見に来たと言う。

 今月18日に市内の岩名陸上競技場で大会がある。先月中旬に出場選手が発表になっている。今6年生のIさん(女子)が昨年の200m競争で2位に入賞した。優勝とのタイム差は3/100秒だったので期待ができる。それだけに力も入るのだろう。

 大会の日に競技場で応援するのは分かるのだが、主婦が朝早くから子どもの練習見学とは驚いた。先生方も熱心で5年生、6年生約50名の部員を10人ずつのグループに分けて指導をしている。ほぼ毎日、校長を先頭に5~6人の先生が参加している。

 父兄の熱心さは我々の時代と違うので戸惑うことがある。入学式でも児童一人に最低でも父母2名、さらに祖父母が参列している児童もいる。児童28名なのに父兄席は70人くらいいたと思う。

 もっとも大学の入学式にも父兄が付き添う時代だ。東京大学では入学者4000名に対し父兄が8000名、しかも式後には大学生としての生活はどうしたらよいか、との話まで聞くらしい。ある大学では父兄が式場に入りきれないので二部に分けて行ったというニュースを見た。

 もう少し自立をして欲しいと思うのだが―。
コメント
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