悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

CATVのリモコン

2008-10-08 19:27:06 | Weblog
 STB(セットトップボックス)がコンピューターのようだと言うべきなのだろうが、CATVのデジタルに切り替えて新しくなったリモコンはその機能は充実しているがその操作は、高齢者にはちょっと難しい。

 チャンネルを選ぶのにまず地上、BS、CATVの三つのボタンを押し、それからチャンネル番号を押す。地上、BSは短縮番号があるのでまだ楽だが、一番チャンネル数の多いCATVは三桁の番号を、しかもCATVボタンの後チャネル番号ボタンを押してから番号を押さなければならない。この番号も操作によって短縮化は出来るのだが、別に番号表を作っておかないと分からなくなってしまう。

 その上にデータ放送もある。この操作は携帯電話やゲーム機を扱っている人にはすぐに理解できるだろうがお年寄りには、さて?だ。これに録画機能が加わったらもっと大変だろう。慣れればどうということはないのだろうが、慣れるまでが大変。それでも映っている番組の番組表がワンタッチで表示されるなど便利にはなっている。その機能で録画予約も簡単。

 もう一つ問題点がある。画面の大きさがアナログは4:3だったのにデジタルは16:9になっていること。当初画面の設定を切り替えれば良し、と思っていたが、放送局によって「ノーマル」表示だとワイドのところと小さな画面になったり、ワイド画面でも上下が欠ける。

 ノーマルでは人物が細身に映りすぎるので「サイドカット」表示にする。すると文字通りサイドがカットされるのでNHKのニュースでは左上に表示してある時刻の一部が、民放のCMではトレードマークの一部がカットされてしまうことがある。

 チャネルの問題はCATV特有のことだと思うが、画面サイズはアナログテレビでデジタル画像を受信する場合はいつまでもついて回る問題だと思う。デジタル化は大量のアナログテレビの廃棄物処理のだけではない問題を抱えている。
コメント
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