「平安を与える復活の主イエス」 ルカによる福音書24章36~49節
復活された主イエスは、部屋に閉じこもっている弟子達に現れなさいました。この箇所から、共に主の御言葉をいただきましょう。
Ⅰ 不安と不信の中にある弟子達
主イエスの弟子達は、部屋に閉じこもっていました。それは、彼らがユダヤ人を恐れていたからでありました。主イエスが捕らえられたように、私達も捕えられるのではないかとの不安があったのです。また、復活の主を見たとのマクダラのマリアとエマオの途上にあった二人の弟子の証言を聞きましたが、それを受け止めることができず不信の中にありました。
Ⅱ 平安と信仰を与える主イエス
そうした弟子達を主イエスは、ほっておかれず、閉ざされていた部屋に復活の栄光の体をもって、現れなさったのです。そうして、彼らへの第一声は、「平安がるように」でありました。彼らの不安に目を留められ、平安を与えられたのです。そうして、8日後にも再度現れ、疑っていたトマスに声をかけられます。「見ないで信じる者は幸いである」と。彼らに信仰を与えなさったのです。
私達も不安と不信の中を歩むことがあります。しかし、そんな私達に主は、「平安があるように」「信じる者になりなさい」と平安と信仰を与えてくださり、立ち上がらせてくださるのです。今朝も主イエスのこの御言葉があなたに語られています。主イエスの応答をいたしましょう。
2008/4/13 説教者 杉本守