「いかなる状況にあっても」
11日(金)の午後、東北太平洋地震が起こりました。各地の被害は予想を超えるもので
あり、心を痛める私たちであります。自然の猛威の圧倒さに驚きと恐れをもち、言葉を失い
ます。速やかな救助とライフラインの回復、様々な物資の援助と心のケアーがなされますよ
うに祈り、私たちにできることをなしていきたいのであります。
関東大震災の時に一つの聖歌「とおきくにや」が作られました。折り返しに「揺れ動く地に
立ちて」、2節に「水は溢れ、火は燃えて死の手広げ待つ間にも」とあります。しかし、そのよ
うな状況の中にあっても、「慰めもて変わらざる主の十字架は輝けり」であったのです。
この時こそ、主の十字架にあらわされている主のご愛と救いに目を留め、主からの慰めと
助けを受けていきたいのであります。
「私の助けは、天地を造られた主から来る」(詩篇121:2)
2010/3/13