静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2018年12月02日 | 天のマナ
 「キリスト教の葬儀」
 
 キリスト教の葬儀では、召天者を神仏として祭ったり供養することをいたしません。葬儀の意義と目的は、召天者の生前を偲び、遺族を慰め、参列者のすべてが死という厳粛な事実を通して、それを越える神からの希望を知ることにあります。ですから、キリスト教の葬儀は、人に永遠の命をお与え下さる神を仰ぎ見る礼拝の形式となります。そして、召天者を永遠の神の御手に委ねます。讃美歌は、召天した者にも生きている者にも、恵みを与えて下さる神を賛美するものです。式後の献花または飾花は、亡骸を花で飾るもので、仏教式の焼香、神道式の玉串奉奠とは異なり、死者を崇拝したり、それに手を合わせるものではもありません。キリスト教では、礼拝の対象は天地創造の唯一の神だけです。

 神から永遠の命を受けているクリスチャンの地上の死は、永遠の神の国への一つの通過点、扉に過ぎません。寂しさや悲しみを抱きますが、豊かな神の慰めと天への希望をいだだき、すべての勝利をもっておられる神に共に礼拝をささげましょう。「しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある」(ローマ8:37)
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