静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2007年11月11日 | 説教要約
「救い主を受け入れる」 マルコによる福音書12章1~12節

 神の国のメッセージを主イエスは、多くの譬えをもって語られました。その一つである「悪いぶどう園の農夫達」の譬えから、「救い主イエスを受け入れる」と題して御言をとりつぎます。

Ⅰ 救い主を受け入れない者達
 ここに出てくるブドウ園の主人は父なる神様を、農夫達は神の民であるユダヤ人、特にその指導者達を、ブドウ園は神が神の民に与えられた祝福(カナンの地など)を、ブドウ園の主人の僕達は旧約の預言者を、ブドウ園の主人の愛する息子は神のひとり子である主イエスを示しています。ブドウ園の農夫達がしたように、神の民らは、神の恵みに応えず、神から遣わされた預言者や救い主イエスに聞き従わずに、迫害し追い返し、死にいたらしめたのです。 
 神は、神の民から神の祝福を、救い主を信じる新しい神の真の民である教会に移します。そして古い神の民は裁かれるのです。現にAD70年にエルサレムは滅ぼされていきます。

Ⅱ 救い主を受け入れる者の幸い
 主イエスは、この譬え話を終えた後、詩篇118:22を引用し、「家を建てる者たちの見捨てた石、それが礎の石になった」と言われました。それは、古き神の民は主イエスを救い主と認めずに、拒否し捨てましたが、主イエスこそ救いの要の石であったのです。ペテロは次のようにいっています。
 「この方(イエス)以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです」(使徒行伝4:12)

 神の国の祝福は、現在、私達教会に注がれているのであります。しっかりとこの祝福を受け入れて、実を結ぶことによって応えていきましょう。
 
2007/11/11 説教者 杉本 守

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