静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2015年02月08日 | 天のマナ
 「命の尊さ」
 
 世界ではいつの時代も、国々が対立しあう戦争や民族らの紛争が繰り返され、暴力によって平和と秩序が脅かされ、虐殺や殺人によって尊い命が奪われています。この日本においても繰り返し事件が起きて命が奪われ、私たちは心を痛めています。学校では年少時代より、「命の尊さ」を教える授業がなされています。
 「命の尊さ」は、どこから来るのでしょうか。それは、「命は神のものであり神のみ手の中にある」というところからです。「命」は人間のものでも自分のものでもありません。神のもので私たち人間は神から預けられ、生かされている者です。だから、良き管理者として健康に生き神からの使命を果たすのであります。他者の命は、神がその人に預けている尊い命であるので、殺人をしてその命をとってはいけまません。また、自分の命も、神が自分に預けている尊い命なので、自殺をして自分の命を自分でとってはいけません。命は神の領域で人間は手を出してはいけない尊いものなのです。
 その人が神に与えられた使命を果たした最善の時、神がその人の命をとられるのです。時には災害や事故で、私たちの考えを越えたことが起こります。地上で生きるひと時の私たちには理解できませんが、やがて神の国で主イエスの前に立った時に、「ああ、そうだったのか」とわかる日が来るに違いありません。   
 
「主が与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。」(新改訳ヨブ1:21)

2015/2/8
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