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医師が処方せんなく薬販売容疑 知的障害者施設の入所者に?

2009-04-15 14:30:09 | 障害者自立支援法って!なに?
田中(楽)2勝、上原(オリオールズ)2勝

「医師が処方せんなく薬販売容疑 知的障害者施設の入所者に」
 奈良県の知的障害者施設の入所者に処方せんを発行せず睡眠薬などを販売したとして、近畿厚生局麻薬取締部は13日までに、麻薬取締法違反の疑いで大阪府羽曳野市羽曳が丘、角田鉄太郎医師(54)と奈良県の薬剤師4人を書類送検した。

 麻取部によると、角田容疑者は奈良県内の知的障害者施設3カ所で嘱託医を務め、施設と契約している薬局3カ所の薬剤師を通じ、計57人の施設の入所者に処方せんを発行せず睡眠薬などを販売した疑いがある。
(2009/04/13 【共同通信】)

障害者自立支援法が施行され、障害者虐待防止法、障害者権利条例などが議論されている昨今、未だに、こうした行為が平然と行われていることに唖然とする角田氏は、テレビ取材のコメントで、「普通の事だよ!」「長い経験でやっている事!」「皆やってるよ!」といった内容の発言があった。驚愕した。
確かに、10年程前まで、診察を簡素にして投薬だけ準備された時代があったと記憶している。しかし、それは病状が安定している場合に限りであり、不安定な方や処方の変更が必要な場合は、キチンと診察され、薬の処方箋も出された。薬は副作用も含めて、影響は強く、入所施設において生活を共にする職員、看護師等の行動観察は大切である。その経過や行動の様子を詳しく主治医に報告して、薬の効用を見定めていかなければならない。関係スタッフの連携・協力がなければ上手いかないのである
医師だけの判断だけで事がすすみ、解決するなら、それは大変な勘違いであると思う。嘱託医のあり様も検討する必要がある。
コメント (2)
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