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認知症男性のカードで現金引き出す、窃盗容疑で介護士逮捕?

2009-04-17 10:22:33 | 認知症ってなに?
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「認知症男性のカードで現金引き出す、窃盗容疑で介護士逮捕」
 警視庁西新井署は東京都足立区梅島、介護士佐々木俊江容疑者(47)を13日、窃盗容疑で逮捕した。

 同署幹部によると、佐々木容疑者は2006年4月~10月、区内に住む認知症の男性のキャッシュカードを使い、同区内の金融機関の現金自動預け払い機で4回にわけて現金計10万円を引き出した疑い。同容疑者は男性の介護を担当したことがあったといい、調べに対し容疑を認めているという。
(2009年4月17日01時12分 読売新聞)

まだ詳細は分らないが、残念な事件である。
福祉関係者が窃盗するなんて許されないことである
利用者の方の最も身近な位置にいることの多い介護士や介護・福祉事業所・関係者。信頼関係が大切である。これを簡単に踏みにじる行為である
認知症高齢者であれば、細心の注意を払い、職業倫理を守り、個人ではなくチームで対応・支援に当たらなければならない。
もし、金銭の取り扱いや財産管理等に心配があれば、即刻、「日常生活自立支援事業」や「成年後見制度」へ結びつけなければならない。担当の介護支援専門員もいたはずである。東京では権利擁護の情報も入手できる環境にあると思う。
「キャッシュカードを使えばバレない」との思惑があったのだろうか?便利なものには、不具合やリスクが伴うことが多い。悪事はすぐにバレるのだ。
こうした事件を教訓に、介護・福祉関係者は確認を怠りなく、最善の注意を払って支援して頂きたい。
コメント (2)
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