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国保田老診療所:後継で橋本医師が赴任--宮古 /岩手!

2011-12-04 12:21:46 | 東日本大震災の情報
風は強いが、昨日より少し暖かくなった

国保田老診療所:後継で橋本医師が赴任--宮古 /岩手
 宮古市田老の国保田老診療所副所長に1日、橋本祥弘医師(55)

が採用され、赴任した。黒田仁所長(43)は来年3月末での退職が決まっており、退職後は橋本医師が所長として診療にあたる。

 橋本医師は花巻市出身で徳島大医学部卒。北海道陸別町の国保関寛斎診療所に10月まで勤務していた。岩手の地域医療に関心があり、宮古市の公募に応じた。

 田老診療所は震災で全壊し、田老地区のグリーンピア三陸みやこ3階の仮設診療所に移転。今月19日からは同2階に新しく設けられる仮設診療所に移って診療を始める。新たな仮設診療所は震災直後から同地区で診療支援を行っている「国境なき医師団」が約1億5000万円で整備した。13日に現地で贈呈式と開所式がある。
(毎日新聞 2011年12月2日 地方版)

黒田医師の存在を知ったのは、3・11の大震災後のテレビ映像で患者や被災のために懸命な医療活動をやっている姿を見たこと。
地区の民生・児童委員として活動しているが、被災者の状況調査をした時に田老出身の被災者の方から聞くのは黒田医師の献身ぶりである。情けない事だが、まさに最近のことである。
市町村合併で田老町も宮古市になったが、遠く離れているので出会いう機会もないのだ。我の無関心さを反省だ。
患者あっての医療、ただ患者様のために、地域医療を大切に守ろうと頑張っている医師が宮古市に居たことは誇りであるし、こうした若い医師の想いを受け止めて、宮古市の地域医療発展に役立てていけなかった点は残念である
黒田医師は来年3月末での退職が決まっており、慰留することは困難な状況であったと聞く。3・11の大震災の混乱も重なり心身とも疲れ、ご家族も大変なご苦労をしているとも聞く。不平不満を一言も言わずに、ただ患者さんのために医療活動を続けている。
感謝の限りである
できることなら、震災復興の兆しが見えるまで黒田医師のパワーがほしかった思うが・・。
当然、黒田医師の他にも素晴らしい医師はたくさんいると思うが、地域医療を住民と一緒に考えて構築していく体制の大切さを痛感した。

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