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高齢者虐待 『息子から』が最多!

2007-09-18 10:59:58 | 介護保険制度って!なに?
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高齢者虐待 『息子から』が最多 県の06年度調査 被害者は女性が75%

 2006年度に県内で把握された65歳以上の高齢者に対する虐待事例が、173件、197人にのぼることが、県高齢対策課の調べで分かった。息子から虐待を受けるケースが最も多く、被害者の4人に3人が女性という。

 虐待を受けた高齢者の性別は、男性が50人、女性が147人。年齢別にみると、「80-89歳」が84人(43%)、「70-79歳」が81人(41%)だった。また、全体の約60%に当たる120人が介護保険の認定を受けており、うち82人が認知症という。

 虐待の内容は、殴ったり、ベッドに縛り付けるなどの「身体的虐待」が107件、次いで食事を与えないなど「介護放棄」が70件、怒鳴る、侮辱する、無視するなど「心理的虐待」が68件と続いた。虐待された相手で最も多かったのが「息子」で92件。「嫁」が33件、「娘」が27件、「夫」が24件と続く。このうち53件については、生命に危険を及ぼす恐れがあるなどとして、虐待を受けた高齢者と虐待者とを分離する措置を取ったという。

2006年4月に施行された高齢者虐待防止法は、虐待が疑われる際の通報を義務付けており、県は今回初めて、市町を通じて調査した。同年度中に329件の通報があった。県高齢対策課は「虐待は高齢者の尊厳を脅かすもので、あってはならないこと。何らかの情報があれば必ず通報してほしい」としている。(2007年9月1日付け某県の新聞記事より) 

高齢者虐待の記事には心が痛みますが、現実から目を背けないような対応が期待されます。日常から高齢者の尊厳を大切にする取り組みをキチンとやっていく事が重要です
私も「成年後見人」として、高齢者の権利擁護にかかわっています。身上看護の面でもっと関わる事はないか?どんな支援ができるのか?高齢者の思いをどうやって聞き出すか?・・・と考えて悩む事もあります
関係した方々と集まって話し合うことも大切。情報交換して支援の方法を勉強しあうことも大切。利用者や高齢者の方々の尊厳ある生き甲斐を擁護していく取組みは本当に奥深いもので、個々人の違いを認めながら、1つひとつ実現していくことが大切だと思います

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