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社説:介護福祉の道 誇らしい六郷高の健闘!

2013-04-08 10:49:03 | 介護保険制度って!なに?
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■ 秋田のニュース:社説
社説:介護福祉の道 誇らしい六郷高の健闘
 高齢社会の進行に伴い、介護の必要性が増している。少子化も進み、支え手となる人材を将来にわたっていかに確保するかは極めて重要な課題だ。

 そうした中、今年の介護福祉士国家試験で、六郷高校福祉科の生徒の合格率が96%と同校の過去最高を記録したのは朗報だ。一般の福祉施設職員を含めた全国平均の合格率が64%で、全国の福祉系高校の平均が70%だったことを考えると、目を見張る好成績といえよう。目標に掲げる100%合格を目指し、さらなる奮闘を期待したい。

 介護福祉士は介護の現場の要となる専門職だ。合格率が高い六郷高福祉科の生徒には地元はもちろん、県外の福祉施設からも求人や問い合わせがあるという。十分な知識と技術を備えた優秀な人材が数多く輩出されることは、とりわけ高齢化率全国一の本県にとって心強い。

 六郷高に福祉科が開設されたのは2003年度。初めて介護福祉士の国家試験に挑戦した1期生の合格率は70%で、このときも当時の全国平均を大きく上回っていた。それ以来70%を下回ったことはなく、高い合格率を保っている。今後も先輩から後輩へ、ひたむきに学ぶ姿勢が脈々と受け継がれるよう願う。

 生徒たちの多くは人の役に立ちたいとの動機で福祉科を希望するという。福祉の仕事に携わる者にとって最も重要な心構えだろう。試験に合格したことだけでなく、介護福祉の道を進む意義を自身に問い、高いレベルを目指して学習や研修に励んだことを誇りに思ってほしい。

 福祉科では食事や入浴の介助、施設入所者とのコミュニケーションの取り方など介護の基本を習得するとともに、認知症や障害などに対する理解を深める。資格取得の条件となる授業時数は09年度から1・5倍に増えた。国の制度変更は目まぐるしく、授業の編成も容易ではない。指導する教師の奮闘も見逃せない。

 試験に臨んだ生徒は今春からそれぞれの職場で介護に励んでいる。現場では予想しなかった困難な事態にも直面するだろう。コミュニケーションを図るのに苦労することも多いに違いない。大切なのは経験を積み重ね、成長の糧とすることだ。介護の技術を磨くことと併せ、高齢者たちに寄り添う心を一層育んでほしい。

 県内の福祉系高校は、ほかに湯沢翔北高が挙げられる。12年度にスタートした介護福祉科は高校卒業者らを対象とした2年課程の専攻科で、その1期生が来年、初の介護福祉士国家試験に臨むことになる。六郷高とともに全員合格を目指し、切磋琢磨(せっさたくま)してもらいたい。

 介護の現場ではずいぶん前から人手不足の解消、待遇の改善が叫ばれているということも指摘しておきたい。志を高く持ち、意欲に満ちあふれた若者たちの努力が報われるような施策が求められている。
(2013/04/07 付 さきがけ新報)

秋田県の六郷高校の福祉科、介護福祉士国家資格の合格率が96%という快挙だ
高校進学で福祉科を選択することは素晴らしい!そこでしっかり勉強して国家資格にチャレンジすることは、長い人生においても貴重な体験となる。いろいろな選択肢が広がるのではないか?
卒業して介護の現場に就職してほしいが、たとえ大学などへ進学したとしても高校での学びは生かされてくると思う。問題なのは、希望が叶って施設などへ就職したとしても、3Kが待っていて退職を余儀なくされる若者が多いと言う現状だ。この点の改善も急いで取り組んでほしい。
頑張る生徒さんもガッツがあるけど、教職員スタッフも素晴らしい。やればできる!目標を実現するためのチームプレ―に賞賛である
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