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東日本大震災:大槌の仮設住宅で地域支援員、6日から始動 /岩手
大槌町の仮設住宅に「地域支援員」が配置されることになり、事業開始式が1日、同町であった。
町民97人が支援員となり、仮設住宅の課題とされる1人暮らしのお年寄りの見回りや、コミュニティーづくりなどの相談を受けたりする。研修を経て、6日から始動する。
県の緊急雇用対策事業を活用した。事業主体は北上市で、大槌町と連携する。
町内6地区にマネジャーらが常駐。
全48仮設団地のうち、集会所や談話室がある26カ所の仮設団地に支援員を配置し、残る22カ所は巡回するという。
支援員の役割は、
▽談話室、集会所の管理、活用の手伝い
▽困りごとの相談
▽外部からの支援団体などとの連絡窓口
▽自治会活動の手伝い、など。
開始式では碇川豊町長が「行政と被災者の中間役としてがんばってほしい」とあいさつ。
支援員を代表し、自らも仮設住宅に住む山崎守峰(もりお)さん(55)が「地域に住むみなさまが、安心安全な生活を送れるよう、お手伝いしていきたい」と話した。
(毎日新聞 2012年2月2日 地方版)
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「地域支援員」の役割は、”生活支援相談員の事業”がすすめる活動と同じと考えていいのか?
主に沿岸地区の市町村社協が委託して展開している”生活支援相談員の事業”の上乗せの事業と見たらいいのか?
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独自の事業で、北上市の後方支援の施策として注目に値するような取組の印象もある。
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既存の町内会・自治会や民生委員、行政連絡員、保健推進員等々や町行政、地域包括支援センターとの連携や情報交換はどうなのか?気になる点である。
被災地の状況によって、取り組みの差異があることも理解できるが、11ヶ月も経過すると地元の住民との理解や協力関係もポイントになってくると思う。
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これは誠に有難いことであるが、被災者の方々にとって何が必要なのか?何が求められることなのか?
じっくりと腰を据えて考えながら進めてほしいものである。
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